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ローズマリ・サトクリフをよみながらつぶやく会

第9軍団のワシ
トピック

Merlin
2016/03/08 23:15

 紀元117年頃エブラークム(ヨーク)に駐屯していた第9軍団がカレドニアに進軍し、消息を絶った。
 それから約1800年後シルチェスターで翼のないローマ軍団のワシが発見された。
 これら不思議な出来事の物語。

主人公;マーカス・フラビウス・アクイラ(百人隊長)

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トラス教7位階の、最下、大鳥(コラクス)の守護神月(ルーナ)

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「春」→こぬか雨 「秋」→霧雨

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フリジア帽▶赤い三角帽。古代ローマにおいては、自由身分の解放された奴隷が被るものだった。 この起源からフリジア帽は隷従から自由への解放の象徴とされ、フランス革命で「革命精神」を伝達するため貧困層の象徴として使用された。 フリジア帽を被ったアッティスの胸像。2世紀ローマ帝国時代

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山羊座の腕輪(ブレスレット)―ブリタニアのルシウスの物語 >> 第9軍団のワシの主人公マーカス・フラビウス・アクイラも、勲功章の山羊座の腕輪をしていました。旅立ちの前に、隣人のコティアに腕輪を託します。

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ブルターニュの文化
古代ケルト人の自由の精神は、度重なる民族移動、多神教、また見るものに解釈の自由を残すという芸術表現に現れている。
http://www.le-bretagne.com/j/bienvenue/culture/

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ワシの発見された、カレバ・アトレーバートゥム遺跡(Silchester)
http://whiteborisbear.blogspot.jp/2012_09_01_archive.html

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19世紀、イギリスのレディング郊外シルチェスター(古代ローマ都市、カレバ・アトレバートゥム遺跡)で発見された、 鷲の飾り
http://nagisa-minami.at.webry.info/201105/article_1.html

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レテLethe

ギリシア神話で,争いの女神エリスの子とされる忘却を擬人化した存在。同時に冥府にあるとされる泉の名でもあり,死者の霊は,冥界に着くと,このレテの泉の水を飲んで地上の生を忘れ,再生する前にもまたこの水を飲んで冥府で見たことをすべて忘れるとされた。

"忘れ河レテの水を越えては帰れんよ"

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ピクト人 http://www.lithos-graphics.com/picts/pictintroduction.html

刺青をした氏族がよく出てきます。

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文中にガマの油が出てきますが、もともとは江戸時代に傷薬として用いられていた軟膏のことで、誤訳と思われる。

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ヘスペリデス▶は、ギリシア神話に登場する美しいニンフたち。「黄昏の娘たち」という意味。ヘーシオドスの『神統記』では夜の女神・ニュクスが1人で生んだ娘たちとされるが、一般的にはアトラースの娘として知られている。

 ヘスペリデスは世界の西の果てにある「ヘスペリデスの園」に住んでいる。近くに、父アトラースが天空を背負って立っている。「ヘスペリデスの園」にはヘーラーの果樹園があり、ヘスペリデスは果樹園に植えられた黄金のリンゴの木を世話して、明るい声で歌を歌っている。
 リンゴの木は、ゼウスとヘーラーの結婚の祝いとしてガイアが贈ったもので、ゼウスがこのリンゴを採っては恋の贈り物としてばらまいてしまうため、ゼウスの手が届かないように、アトラース山の頂にある果樹園にヘーラーが移し植えた。

 木の世話をしているヘスペリデスがリンゴを盗んでいるのを見つけたヘーラーは、百の頭を持つ竜ラードーンに木の周りをぐるぐる巻き付かせ、番をさせることにした。
  「ヘスペリデスの園」は、主にペルセウスのメドゥーサ退治の伝説、ヘーラクレースの11番目の功業の物語の舞台となった。

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Vマティルデ/ファレルノ・デル・マッシコ・ロッソ
http://www.cainz.com/shop/g/g8030213003828/

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ファレルノの葡萄酒▶イタリアカンパーニア州の北西部で、古代ローマ時代、「ファレルヌム」と言う銘酒が生まれた。現在、この古代のワインが再興されて販売されている。

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オスティアの「フェリキッシムスのミトラス神殿」の床面のモザイクの7位階の象徴物

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マーカスが第9軍団の"ワシ"を探す為国境をこえる時の変装…

"真っ赤な皮のフリジア帽が頭の後ろに垂れていた。額にあるミトラスの印は、開いた掌のような形の小さな銀色の守り札でかくしてあった。"

 フリジア帽の起源は、現在のトルコ古代アナトリアにあったフリギアに由来する。太陽神ミトラ神像もフリジア帽を被っている。ミトラスの誕生を「プリュギアの帽子を被り、岩の塊から生じた。」とされている。

 ミトラ教は古代ローマに入り、紀元前1世紀より5世紀にかけて興隆した。

 マーカスが旅先で会った氏族にみえた男の額にも、
"ミスラスの神を信じる者が通らねばならない第一の関門、カラスの関門を通過した者であることを示していた"

 ミトラス秘儀には7つの位階があって、それぞれが7惑星に対応していた。上から「父」土星-「太陽の使者」太陽-「ペルシャ人」月-「獅子」木星-「兵士」火星-「花嫁」金星-「大烏」水星。秘義の内容はわかりませんが、ミトラスの神殿が洞窟にあったので、秘義は洞窟内で行われた。

アクイラ伯父とチェッカーをしながら、マーカスは思いだしていた。

"それは12月24日の晩、冬至の前日-ミスラスの神の誕生日の前日だった。…洞穴に集まる者は何百人にものぼった。去年イスカにいたマーカスもその一人だった。雄牛を殺す儀式にあずかって、信者の仲間に加えられたのだ。眉の間におされたカラスの関門を通過した印がまだ生々しかった。"

"それから何かに突き動かされたように、マーカスは突然起き上がり、短剣のさやをはらうと、小川のほとりの柔らかい草地の芝土を四角に切り取った。…芝土のかたまりをひとつ、またひとつと重ね始めた。
「祭壇をつくるのさ。おれたちが最初に足をとめたこの場所にね。」
「どこの神ですか?」
「ミスラス、太陽の光だ。」
…祭壇の上に、小さな火をともす準備をした。…ナナカマドのクリーム色の花をあたり一面に撒き散らした。最後にマーカスは胸から、オリーブの木でつくった鳥をとりだした。マーカスにとっては大切な鳥だった。…だからこそ犠牲として捧げるには適していた。

また、マーカスがミトラスの印を"掌の形をした守り札”で隠していたとあるが、古代ギリシャ以来、装飾のモチーフとされたアカンサスの葉か…?

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ジギタリス►西洋では暗く寂れた場所に繁茂し不吉な植物としてのイメージがある植物とされる。いけにえの儀式が行われる夏に花を咲かせることからドルイド達に好まれると言われる。「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などと呼ばれていた地域もある。

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