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ローズマリ・サトクリフをよみながらつぶやく会

銀の枝
トピック

Merlin
2016/03/24 17:49

登場人物;
ティベリウス・ルシウス・ジャスティニアヌス(ジャスティン)▶主人公。軍医
マーセルス・フラビウス・アクイラ▶百人隊長(ジャスティンのいとこ)
マキシミアヌス皇帝▶ローマ皇帝
マーカス・アウレリウス・カロウシウス▶ブリテン皇帝(自称)(スカルディス川の水先案内人から、出世)
コンスタンティウス帝▶マキシミアヌス皇帝が、カロウシウス・ブリテン皇帝をゴール地方から追い出すために派遣し、勝利。マキシミアヌスが殺害されたあと、ブリテンにやってくる。
アレクトス▶カロウシスの右腕だったが、裏切る
エビカトス▶ダルリヤット(北アイルランド氏族のひとつ)の一族で狩人。狼に噛まれて、ジャスティンに治療して貰う。
マンリウス▶投石機が倒れて足を怪我した時、ジャスティンに治療して貰う。
ポシデス▶アレクトスの裏切りをジャスティンとフラビウスがカロウシウスに暴露した後とばされた、北の防壁の砦マグニスの百人隊長。
フルビウス・リシニウス▶守備隊の司令官
ビシニウス▶軍医。ジャスティンの上司。
アルカディウス▶カシオペ号の船長
ディクソン▶海兵隊の百人隊長
クウィントゥス・バッシアヌス▶ブリテン総督。カロウシウスにやられる。
ホノリア叔母▶フラビウスの叔母
ポウウリヌス▶ブリテンを追われてローマに行く者を助けている。
クーレン▶道化師
アスケルピオドトス►皇帝直属の司令官



”カロウシウスはゲルマン人の父親とヒルベニア人の母親の間に生まれた。ペルシャ戦争(BC499~BC499))の時には、カルス帝のもとで戦い、常に出世階段を上って行った。東ゴール(北イタリア、フランス、ベルギー全部、オランダ、ドイツ、スイスの一部を含む地域)の反乱を鎮圧した時には、マキシミアヌスの右腕の一人だった。そして彼が航海の訓練を受けている事を思い出したマキシミアヌスは、ゲソリアークム(ブローニュ)に基地をもつ艦隊の指揮をとらせ、そこでも彼は北海から群れをなして襲ってくるサクソンを片つけ名を挙げた。彼は海の狼どもに略奪させるだけさせておいて、奴らが戦利品をしこたま積んで帰って行こうとする時に、やっつけ、戦利品は何一つローマに送らなかった。それがマキシミアヌスの怒りを買い、彼の処罰を命じた。しかしカロウシウスは危ういところでそれを嗅ぎつけ、全艦隊を率いてブリテン総督を手なづけ、ブリテン三軍団を率いて自ら皇帝(286~287)を称した。彼を処罰にやってきた軍は一掃され、マキシミアヌスはとうとう和解せざるを得なくなった。”…本文より

参考;属州ブリタニアhttp://royallibrary.sakura.ne.jp/roman/provinc/britania.html

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