鴨川食堂には,「食、捜します」という雑誌に掲載される一行広告を頼りに、お客さんが集まってくる。「思い出の『食』」を探す」という探偵業も行うお店を舞台にした物語。 そんな「鴨川食堂」のシリーズ、「鴨川食堂いつもの」に餃子の話が収録されています。
15年前に長野県の美ヶ原温泉にある旅館で食べた、少し苦みがあり「なみだ餃子」と呼ばれていた餃子を探してほしいと依頼してくる話。
物語を通して「思いというのは強いものだけれど、はかないもの…」という、ちょっと寂しくて、すっきりとできない話でした。
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