「革命」や、「愛情の力」など強い言葉を使っていて、読んでいて気恥ずかしさも感じるのですが、かえってサバサバとした雰囲気を感じられていいと思います。
ただ、「料理してもらうのはあなた」はちょっと恩着せがましいかも……?
吾の味を判断するのはあなたですし、「愛情」をのせる「味」にフォーカスするのではなく、「味」にのせる「愛情」にフォーカスするのが無難(まともな文芸作品らしい)かもしれません。すいません、作歌意図は読み取れませんでした……。
公募ガイドの東直子先生のコーナーに投稿しました。
題 味
料理してもらうのはあなた吾の味に革命おこすは愛情の力
作歌意図
恋愛をすれば男も女も変わるもの。優しい女の人に恋して優しくなれたらいいなあという感じです。習作も書いていますが簡単には上達しませんね。
「白紙」が清算行為であるとしても、なし崩し的に訪れるものだとしても、やはりその理由をかたづけに拠るのには違和感を覚えてしまいます。
「白紙」をどちらの意味で取ってもらいたいかで上の句を決めるのがいいと思います。
ただ、作品は誰がどんな読み方をするのかわからないので、特にどこかに出したものについては結果がわかるまで忘れてしまってもいいのもしれません。
語彙力の本についてはほとんど何も覚えていません。レビューを見るといい本のようですが……いや、申し訳ないです.(_ _).
作歌意図
整理整頓が子供の頃から下手なので雑誌のいらない切り抜きがたまっているので捨てる。というものですがちらかっているというのが伝わりませんね。いろいろと悩みましたが言葉が見つからずこのようになってしまいました。 『短歌用語辞典』という本を10年前くらいに買っているので勉強しようと思います。しかし生きた言葉として使える言葉が少ない。 さわらんさんの『語彙力』(新書)はどうでしたか。
切り抜きとは私の好みによって切り取られた一部のことだと思うのですが、上手く整理のできない私は結局全部いらなくなってしまい、捨ててしまう……という風に理解しました。
お題が掃除なので仕方ないことだとは思いますが、私がかたづけをすることが下手であることと、私がいらない切り抜きを捨てて白紙になることの関連は実は薄いのではないか、具体的すぎるかたづけではなく私が不器用であることが示されればいいのではないかと考えてしまいます。あと「小さい頃から」はちょっと私にはわかりませんでした。小さい頃から下手なので捨てる? 少し解説欲しいです。すいません……。あと根本的な部分で間違ってたらすいません。
公募ガイドという雑誌の東直子先生の短歌のコーナーに投稿しました。
題 掃除
かたづけが小さい頃から下手なのでいらない切り抜きを捨てて白紙
雪野きずな
下句が句またがりになって、さらにリズム感も悪いですが投稿しました。不採用が続いても出していこうと思います。
最後の白紙は出来るだけ意外性のある言葉を使おうとしました。
形容詞の話、よく言われる話ではありますが、一概には言えないと思います。
花瓶が綺麗であることを「綺麗」という言葉をそのまま使って伝えたい場合、それがどんな花瓶なのか、綺麗だと感じている私の心境はどうか、その後ひょっとすると、その綺麗な花瓶に私が何かをするかもしれません。短詩の短さといえども様々な言葉を組み合わせて様々な状況、世界観を作ることができます。
カブト虫の飛翔で覆い尽くされた空を綺麗だと言ってみたり、人生が滅茶苦茶になった後の街灯の白色光の元に立つ私を美しいと言ってみたり、どうとでもなると思います。
添削については結社に入るのがよいと思います。角川短歌に広告がたくさん載っていて、連絡すれば(料金がかかることもありますが)見本を送ってくれます。それ以外でしたら朝日カルチャーセンターの通信の添削講座などあったと思います。岡井隆や佐々木幸綱、高野公彦など、大物の講師が揃っているようです。
何事も理論より実践。初心者なのに技術にとらわれすぎました。『公募ガイド』の添削コースは5500円です。添削でいいのがあったら教えて下さい。もう少し経験を積んだら添削してもらうのもいいかなと思いました。
俵万智先生の本で主観的な形容詞はさける。かわいいといっても何がどうかわいいのかわからない。とありました。これはわかるのですが三島由紀夫の『文章読本』だったと思うんですが形容詞はなるべくさける。と書かれてありましたが形容詞は花であるとも書かれていました。短歌などの短詩形文芸ではどうでしょうか。
形容詞は形容詞を使わずに他の言葉を修飾した方がいい、というのがよくわからないのですが、美しいものの美しさを伝えたいときに美しいと言っても美しさが伝わらない、という話で合っているでしょうか。
固有名詞ひとつとっても深いんですね。形容詞は形容詞を使わずに他の言葉を修飾した方がいいのでしょうか。大系だった考えではありませんが漠然と考えていました。形容動詞も同じですよね。
地名など固有名詞に限らず、自身がそのモチーフにどれだけ惹かれているか=モチーフの魅力をどれだけ引き出せるか、によると思います。そもそも魅力を感じない言葉を使う意味がわかりません。ただ、言葉の組み合わせによっては少し前まで知りもしなかった(=魅力を感じていなかった)言葉が魅力的に思えることはあるはずです。
上手い歌の場合には、その歌に含まれる地名などを知らなくても、風景などが頭に浮かび「こんな場所なんだろうな。。。」と思いを馳せることもできると思います。
NHK短歌で大辻先生が固有名詞は使った方がいい。知らない言葉でもいい。短歌は八方美人ではいけない。というようなことを言っていました。小島なおさんも実際にある地名なら何でもいいと言っていた記憶があります。俵万智先生の本(大分、前になります。『考える短歌』だったかな。)では固有名詞は力があるけど、知っている人には伝わる、知らない言葉だったら全く伝わらないと書かれていた記憶があります。
スマホ世代はいつでもどこでも検索するのが当たり前になりました。どちらが正しいのでしょうか。
『赤黄男百句』という本を読みました。
詩人である吉岡実の散文で富澤赤黄男(とみざわかきお)を知りました。富澤赤黄男は俳句を現代詩の一分野として追求し、季節感のない無季俳句をはじめとする実験的な俳句を詠みました。
以下私の好きな十句
落日をゆく落日をゆく真赤い中隊
一木の凄絶の木に月あがるや
蝶堕ちて大音響の結氷期
草原のもりあがらんとする 驟雨
蒼空の けらけら嗤ふたり 柘榴
暗い灯の下の 冷たい 無精卵
満月光 液体は呼吸する
三角形の 黒の物体の 裏側の雨
無題の月 ここに 壊れた木の椅子がある
灰の 雨の 中の ヘアピンを主張せよ
図書館で『NHK短歌』のテキストを借りてきました。初心者にはうってつけの内容でした。使ってみたい文語、楽しく学ぼう短歌入門、探索うたことば、など役立ちそうです。
今日のテレビの放送も見ました。来週が楽しみです。『NHK短歌』のテキストで今まで身に付かなかった語彙力がつきそうです。
暑さでバテていたのと以前見たことがある番組だったのでNHK短歌を見るのを忘れていました。さわらんさん、アドバイスして頂いたのにすいません。今日は録画して見ました。短歌で胸キュンでしたが初心者の僕にはちょうどいい感じでした。これから涼しくなるので毎週見ます。図書館でも角川の『短歌』を借りて読んでいますが『NHK短歌』もあるので借りてみようと思います。 さわらんさん 改めてアドバイス有難うございました。
『塚本邦雄歌集』と『念力家族』と『手紙魔まみ、夏の引越し』を読みました。意識してのことではなかったのですが、どれも個性派ぞろい。刺激になりました。来月も図書館で短歌の本を借りて読みたいです。
さわらんさん、コメントありがとうございました。俵万智先生が佐佐木幸綱先生から「とにかく多く作れ」と言われたというのを思い出しました。試してみようと思います。
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