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「ウォーターシップ・ダウン」大好き!

短編集”Tales from Watership Down”
トピック

ワッピー
2020/06/25 00:47

1998年に、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」からスピンアウトした”Tales from Watership Down”が出版されました。この内容についてコメントしていきます。

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第三部 キャンピオン(Campion)

エフラファの新しい長キャンピオンが新しい村の若いうさぎを大哨戒に連れていく。これに不満を持つ長うさぎグランスルはヘイズルに調停を依頼する。そこで語られるウーンドウォートなき後のエフラファの変化、そしてキャンピオンの心象。若いうさぎに偵察の体験を積ませたいが、エフラファではウーンドウォートを連想するものは排斥される。ファイバーの助言により、ヘイズルはウォーターシップ・ダウンにかれを招いて若いうさぎたちの指導に当たってもらうことに。ストイックなキャンピオンに感動です。

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第三部 ストーンクロップ(Stonecrop)

ウォーターシップ・ダウンで、村のうさぎに殺されかかっていた若いうさぎを助けたヘイズルは自分の巣穴に連れ帰り、事情を聞く。そのうさぎ(ストーンクロップ)は人間の家で生まれたため野生のうさぎとは全く違うにおいになった。人間のにおいのするうさぎは殺せといううさぎ族の掟との板挟みで悩むヘイズルに、ファイバーは新しい村に行かせるよう助言をする。ビグウィグとともにかれを連れていったヘイズルは新しい村がイタチの襲撃にさらされていた。そのときストーンクロップが飛び出した…

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第三部 サンドウォート(Sandwort)

かつてナットハンガー農場から助け出されたクローバーにサンドフォードという子供ができた。大柄で力も強く、先達の言うことを聞かず、上士であるシルバーを馬鹿にする始末(おのれ、許さんぞ by シルバー命のワッピー) 徒党を組み、勝手な遠出をして仲間を失っても責任を感じないサンドフォードは、ヘイズルが注意しても考えを改めない。しかし、あるとき遠征先で彼は犬に追われて大きな枡に落ちる。ヘイズルとブラックベリが現地に行くも、救出の手段がない。このまま死を待つしかないのか…

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第三部 ハイゼンスレイ、飛び出す(Hyzenthlay in Action)

キャンピオンからの依頼でウォーターシップ・ダウンに若い雌を受け入れることになった。途中まで引率した案内役が、若うさぎたちを休ませ、一足先に村に着いた時、ハイゼンスレイしかいなかった。長うさぎ代行として、彼女は引率役を休ませ、自分ひとりで迎えに行く。しかし、ようやく見つけた若うさぎの一団には足を痛めて歩けなくなった雌がいた。ハイゼンスレイは他のうさぎを先に村に行かせ、自分ひとりが付き添うことを選択。恐怖の夜が始まる…

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第三部 フライスの出発(Flyairth’s Departure)

新しい村へ移住するうさぎが出発したあとに、フライスは自分と親しくなった若い雌うさぎたちに、自分がこれから作る新しい村への移住を勧める。それを知ったビグウィグは激怒するが、ファイバーの冷静な分析とヘイズルの決断により、フライスは妨害されることもなく新しい村を作る場所を見つけ、若いうさぎたちを率いて出ていく。このシーンは、ヘイズルたちがサンドルフォードの村から出発する夜のシーン(いつか来た道ですね)と被り、感慨深いものに感じます。

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第三部 フライス(Flyairth)

突然の大寒波襲来により、ヘイズルは村を丘の上から、あらかじめ準備してあったふもとの冬の穴へ移動する。しかし、冬の穴には見知らぬうさぎが入り込んでいた。ビグウィグはそのうさぎがフライス(秘密の川参照)ではないかと直感。ヘイズルは彼女とその子供たちを受け入れ、ともに冬を過ごすことに。春が来て、新しい村を作る計画が再開したあるとき、足の悪いヘイズルは丘陵で犬に襲われ、あわやというときにフライスに助けられる。フライスは、生活圏が人間と被らない場所への移住を説きはじめる…

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第三部 新しい村(The New Warren)

ヘイズルとエフラファの新しい長うさぎキャンピオンの話し合いにより、ウォーターシップ・ダウンとエフラファの中間に新しい村を作ることになり、キハールが空中から発見した候補地にヘイズルたちが下見に行く。しかし、その時まさに大寒波が襲来し、村の建設は春まで延期となり、ヘイズルたちは命からがらウォーターシップ・ダウンに戻っていく。用地発見やエフラファとの連絡にキハールを駆りだしたヘイズルの鳥使いのうまさには感嘆。親友ビグウィグ経由で頼まれてはNoとは言えないよね。

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第三部 秘密の川(The Secret River)

第三部は、ウォーターシップ・ダウンの物語です。ある夜、ファイバーの配偶者ビルスリルがエフラファでの不思議な出来事を語り始める。エフラファのマーク群の巣穴の奥の特定の壁から目に見えない流れを感じた彼女は、それが情報であることに気づく。自分が行ったことも見たこともない別のうさぎの村シニアルでの出来事、雌の長うさぎフライスが恐れる白い煙病のこと、発症したうさぎをめぐるトラブルなどを知ったものの、それが実在するのかわからないまま、エフラファ脱出の日を迎える。

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第二部 エル・アライラーとレンドリ(El-ahrairah and the Lendri)

エル・アライラーとラブスカトルがあと少しで故郷の村に帰り着くというときに、行く手に巨大な密集森林があらわれる。けもの道らしきものもなく、月の光も届かない森を抜けていくには、森の中に住むアナグマのブロック爺さんの助けがいる。ふたりは森の向こうへ案内してもらう代償として、アナグマが満足するまで食料調達係を務めることに。なかなか満足しないアナグマにしびれを切らしたエル・アライラーの策略には「エッ?」となりますケド。

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第二部 おそろしい干し草づくり(The Story of the Terrible Hay-Making)

エル・アライラーとラブスカトルに率いられて、何とか沼地を抜けたバードックの村のうさぎたちは、人間の農場に近い土手に新しい村を作った。人間と接したことがない村のうさぎたちは、畑や果樹園を好き放題に荒らしまわる。エル・アライラーは人間の危険について警告するも、助けられた恩を忘れたバードックはエル・アライラーを脅しつける。エル・アライラーとラブルカトルが村を立ち去ったとき、村は人間の一団に包囲された…

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第二部 大湿地の村(The Story of The Great Marsh)

エル・アライラーとラブスカトルがやってきたのは、巨大な湿地のほとりにある村にやってきた。長うさぎバードックはふたりを歓迎し、村の外の様子を教わって喜んだ。しかし、ある日一匹のうさぎが村に駆けこみ、ネズミの大群が押し寄せてきて、そのうさぎの村が全滅したことを告げた。ネズミが迫る中、エル・アライラーは村を捨てて、大湿地の向こうに逃げることを提案。脱出を選んだうさぎたちの先頭に立って沈まない道を探る悪戦苦闘が始まる…

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第二部 不思議な庭の物語(The Story of Comical Field)

第二部は、インレの黒うさぎの巣穴から故郷へ戻る途中に、エル・アライラーとラブスカトルが遭遇した冒険談です。二匹が夜休む場所を探していると、人気のない廃墟と迷路庭園を見つけます。そこに一匹だけ残っていたうさぎのたってのすすめで、エル・アライラーたちが迷路に入ってみると、何か不気味なものが自分たちを追ってくることに気づきます。最後に漢気を見せたエル・アライラーは、さすが「Prince of Rabbit」です。

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第一部 スピードウェルの物語(Speedwell’s Story)

雨の晩、物語をねだられたダンディライアンが、無駄口をたたくのではブルーベルとどっこいどっこいのスピードウェルに振った。スピードウェルは、話している途中で茶々を入れられたくないから、最初に口をはさんだうさぎは雨の降っている外に出ていくことにしようとルールを決めて始めたのが、抱腹絶倒のほら話だった。うさぎたちは危うく突っ込みを入れそうになりつつ、咳払いでごまかす。スピードウェルは詩で話を締めくくる。要約もこれでおしまい!

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第一部 うさぎの幽霊話(The Rabbit’s Ghost Story)

エフラファとの戦いのあと、ウォーターシップ・ダウンに残った不愛想なエフラファうさぎコルトフットが語る幽霊話。ある晩、ブラッカバーに連れられて近くの農園に遠征に出たスカビアス(ファイバーの子ども)がウーンドウォート将軍の幽霊を見たと話しだす。ヘイズルは、かれをなぐさめ、幽霊なんていないと慰めていると、なんとコルトフットが自分が見た体験を語り出す…ちょっと奇妙なところはありますが、本格の幽霊話です。

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第一部 空の穴(The Hole in the Sky)

「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」(下巻 30章)で、ホークビットが名前だけ挙げる物語です。エル・アライラーは、自分の名を伏せてたくさんのうさぎの村を回り、うさぎたちが困っていることに知恵を貸したと言われています。たまたま、イケうさぎだけの村に来たエル・アライラーは、その村の長老うさぎから恐ろしい「空の穴」の話を聞き、それを探し求める旅に出ます。長い旅の末、強敵と戦って死にかけて動けないエル・アライラーの目の前についに空の穴が現れます…

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第一部「水の中のキツネ」(The Fox in the Water)

「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」(下巻 47章)で、ビグウィグと将軍が戦っている後ろで、ダンディライアンが巣穴の中のうさぎたちに語って聞かせていた話です。近くに住み着いたキツネ夫婦のために、エル・アライラーの村のうさぎたちはどんどん取られてしまいます。エル・アライラーは必死で知恵を絞るものの、すぐにいい解決策を思いつかず、村を離れていろいろな動物と接するうちについに解決法を得て、キツネを待ちかまえます…

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第一部「ファーロシアス王の話」(The Story of King Fur-Rocious)

ブルーベルが語るエル・アライラー物語。巨大なうさぎ軍団を率いてきたファーロシアス王は、エル・アライラーの村を乗っ取ろうとする。真っ向から戦っても勝ち目のない相手に、虹の王子のアドバイスをもらったエル・アライラーは策略を巡らせる…
敵のボスキャラ『king Fur-Rocious』は、 ferocious(どう猛)とFur(毛皮)をかけた名前のように思われます。いうなれば「どう毛王」という感じでしょうか。

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第一部 三匹の牝牛の秘密(The Story of Three Cows)

ビグウィグとファイバーがエル・アライラーの実在について論争し、ダンディライアンがそのことにふれた「エル・アライラーと三匹の牝牛」の物語を語り始める。「あるとき、老いを感じたエル・アライラーは、小鳥(キアオジ)の歌だけを手がかりに、秘密を知っているという三匹の牝牛を探しもとめる旅に出る…」
ギルガメッシュ神話を連想する壮大なお話です。

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第一部 嗅覚(The Sence of Smell)

その昔、千の敵から付け狙われるうさぎ族は嗅覚を持っていなくて、不利だった。エル・アライラーは自分の民のために、嗅覚があるという暗闇の国にひとり旅立つ…嗅覚のありかを探して、次々と未知の領域に突き進んでいくエル・アライラーは、とうとう嗅覚のありかを突き止めたものの、通常のやり方では難しいと知り、計略を巡らせる…

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第三部の目次

The Secret River
The New Warren
Flyairth
Flyairth’s Departure
Hyzenthlay in Action
Sandwort
Stonecrop
Campion
Lapine Glossary

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