●福岡県
帚木蓬生「日御子」
葉室麟「秋月記」
木崎ちあき「博多豚骨ラーメンズ」シリーズ
夏樹静子「天使が消えていく」
町田その子「コンビニ兄弟」シリーズ
●佐賀県
北方謙三「望郷の道」
寺地はるな「どうしてわたしはあの子じゃないの」
●長崎県
吉田修一「長崎乱楽坂」
「ミス・サンシャイン」
「罪名、一万年愛す」
遠藤周作「沈黙」
中田永一「くちびるに歌を」
朝井まかて「グッドバイ」
吉村昭「ふぉん・しいほるとの娘」
村山 仁志「午前0時のラジオ局」
野宮有『どうせ、この夏は終わる』
●大分県
綾辻行人「十角館の殺人」
葉室麟「蜩ノ記」
町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」
●熊本県
司馬遼太郎「翔ぶが如く」
小森陽一「オズの世界」
梶尾真治「黄泉がえり」
夏目漱石「草枕」
●宮崎県
乃南アサ「しゃぼん玉」
そのまんま東「ゆっくり歩け 空を見よ」
●鹿児島県
冨森駿「宅飲み探偵のかごんま交友録」
中脇 初枝「神の島のこどもたち」
藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
「第二開国」
●沖縄県
原田マハ「風のマジム」「カフーを待ちわびて」「太陽の棘」
池上永一「テンペスト」
有川ひろ「アンマーとぼくら」
坂木司「ホテルジューシー」
吉村昭「殉国」
真藤 順丈「宝島」
矢野隆「琉球建国記」
九州
アンソロジー「Seven Stories」
野宮有『どうせ、この夏は終わる』
舞台は長崎。作者が森見登美彦さんを参考にして大学時代を過ごした長崎の街を描いている。
地球がもうすぐ終わるというSF的な設定のもと、世界の終わりを意識しながらも日々を懸命に生きようとする高校生たちの青春の輝きが眩しい。
悲壮感はあまり無く、どこかノスタルジックで爽やかな空気を感じる作品。
事件の舞台は福岡と佐賀の県境にある三瀬峠で主人公の祐一は長崎から福岡へ佳乃に会いに行く。そして、逃避行は佐賀の呼子、灯台は長崎の大瀬崎灯台みたいですね。
【~ご当地01(2023-01):九州-福岡県他~】
『コンビニ兄弟』町田そのこ
福岡県北九州市門司港が舞台。九州にだけ展開するコンビニ「テンダネス」の「門司港こがね村店」には人が集う何かがある。ハートフルな連作短編。九州他県も出て来る。作者の地元愛を感じますね❤️。門司港に行ってみたくなります。
藤井太洋さん「オーグメンテッド・スカイ」。舞台となるのは鹿児島県。寮生活をする高校生たちがアマチュアのVRコンテストにチャレンジする青春モノ。
先日挑戦してみた夏目漱石『草枕』。作品の舞台となった那古井温泉は、漱石が実際に訪れた熊本県の小天温泉がモデル。私は行ったことありませんが、美しい景色の描写とのんびりした雰囲気が印象的でした。
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