作家の村上春樹さんは1979年、デビュー作『風の歌を聴け』で群像新人賞を受けた。贈呈式のスピーチで、ペンネームに関するエピソードを語っている◆村上さんはロス・マクドナルドの探偵小説が大好きで、作品に登場する名探偵リュウ・アーチャーのファンだった。将来、小説家になったら「村上龍」のペンネームで執筆したいと思っていたが、先に村上龍さんが登場したため、本名で書くしかなかったのが非常に残念だと話した。
20230605 佐賀新聞 より
春樹さんらしい人を喰ったはなしです。
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