イトノベル、BLまで幅広い読書をしていて雑食ぎみです。 好きな作家さんは、有川ひろ、大田紫織、櫛木理宇、神永学、知念実希人、東野圭吾、友麻碧、椹野道流、内藤了、高田郁、藤木稟、村山由佳、高田崇史(敬称略)ほか多数。
で向こう見ずな若者の意志が固いとみるやあれこれと戦車の差配について語るくだりである。 さらにその前後を抜き出してみる。 ……この道を進むのだ! いくつもの車輪の跡が、はっきりと見えるはずだ。それから、天と地が等しい暑さを分かつようにしなければいけない。それには、進路を下げ過ぎたり、天頂を通ったりはしないことだ。高くのぼりすぎれば、天上の宮殿を焼くことになるだろう。低すぎれば、大地を焼く。中間をいくのが、もっとも安全だ。右にそれすぎて、とぐろを巻いた『蛇』にぶつかってもいけないし、左に寄り過ぎて、『祭壇』に行き当たってもまずい。…… (オイディウス『変身物語 上』中村善也訳 岩波文庫 57p) 中庸を説く警句として引用されるが、もとはと言えば文字通りの意味に他ならないのがわかる。危険な空中の旅をする息子へ安全な道をしつこいくらい言い聞かせる太陽神は、ここではどこにでもいる一人の親に他ならない。 あるいは、案の定迷走して天も地も焼いてしまうパエトンの未来を暗示した、神話的な底意地の悪い予言とも見ることができるか。 それにしても、巨大な火を引いていく戦車の道々には焼いてはいけないものが多すぎる。太陽神をして、そのつとめを「刑罰である」といわしめるのである。 さらに「戦車の乗り手」が、「宮殿」や「大地」に近づきすぎて、それらに火を点けない様にという、軍事力の制御に関する寓意であると読むことができるかもしれない。 このように人口に膾炙した警句が、その実いくつもの顔を見せてくれるのは、なかなかに興味深いことである。
変な本を読むのがが趣味です
ンの変動が激しいですが、あんまり気にしないでください。 人見知りですのでコメントを頂いてもうまい返しが出来ませんが気長にお付き合いくださいませ。 特に大好きな小説。一番大好きなジャンルは古典や民俗学。 堤中納言物語が最愛。 横溝正史「迷路の花嫁」 麻耶雄嵩「メルカトル鮎シリーズ」「神様ゲーム」 甲田学人「Missing」「断章のグリム」 野梨原花南「ちょーシリーズ」 篠田真由美「桜井京介シリーズ」 有川浩「ストーリー・セラー」「植物図鑑」 京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」 白川紺子「下鴨アンティークシリーズ」 桜庭一樹「少女七竈と七人の可愛そうな大人」「GOSICKシリーズ」 淡路帆希「花守の竜の抒情詩」 浅葉ナツ「神様の御用人シリーズ」 瀬川貴次「闇に歌えばシリーズ」「聖霊狩りシリーズ」 三田誠「ロード・エルメロイ二世の事件簿」 恒川光太郎「夜市」 暁佳奈「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「春夏秋冬代行者シリーズ」
子どもたちに絵本を読んだりおはなしを語ったり。おはなし会活動、再開しました。保育士。 更新していませんが、資料検索など、読書メーターにはいつもお世話になっています。 (2023/12/05)
新米司書の読書体験記。
●街のエステ屋 メイク・ネイル・整体・肌診断 ●好物 ・炊き込みご飯 立ち食いそば ・(相手にしてくれる内に)我が子らと戯れる ・泣いて笑ける作品
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