読み終わった本を忘れないように…
読書ノート書いてたけど出先でなんの本読んだか思い出したくて始めました。
3度の飯より猫と読書が好き🐈⬛
読書とは格闘技である、と思います。
作品と真正面から立ち向かい、真剣勝負で闘うものである、と。
しかし僕は、この勝負に勝ちたいとは思ってはいません。むしろ負けたいのです。思わぬ技に脳天を直撃され、こてんぱんにやっつけられてしまいたい。これこそが本読みの本懐である、と信じてやみません。
(もちろん、こんな読み方ばかりしていては疲れてしまうので、ときには軽く流せる読書も欠かせないのですが)
そんな僕にとって、綾辻行人は理想的な格闘家のひとりです。彼の技は確実に僕をマットに沈めてくれます。だから綾辻行人の名を記された本を閉じるとき、僕はいつでも至福のテンカウントを聞くことができるのです。
人形館の殺人、解説より
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