とあるニンゲンαが暑さの為レインコートを脱ぎ捨てると、にわかに雲が弥増し、雨が迫ってきました。そこでニンゲンαがおもむろに傘を構えると、雨は突然興味を失ったように彼方へ去って行きました。
ニンゲンαは苔むした樹々の根っこの間隙に生えています。時速20kmで自転車を走らせ、湿気を好まず、カメラを操り、時に民族調の歌を唄う習性が有るそうです。最近、アドベンチャーゲーム一辺倒の傾向から離れ、本の世界へ帰還しました。
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