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玉ケ瀬たぬき
さんの感想・レビュー

玉ケ瀬たぬき
新着
読み進めるうちに清水義範の『神々の午睡』のエピソードを思い出しました。圧倒的な知識吸収力&理解力・整理力に加えて、自分の「売り方」を熟知した政治力を備える空海と、ピュアな最澄との対比はよく伝わったけど、首尾よく帰国後、さぁ、これから、バンバン日本に影響を与えていくぞ!となるかと思っていたら、薬子の乱のくだりで手間取っているうちに、あれ、もう晩年?もう終わり?という感じ。それもまた人生、ということなのか。小説と言いながら、主人公空海のセリフっぽいものが極端に少ない、という変わった作品でした。
0255文字
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玉ケ瀬たぬき
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読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/16(3235日経過)
記録初日
2016/03/11(3301日経過)
読んだ本
119冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
49723ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
88件(投稿率73.9%)
本棚
0棚
性別
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