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Jumblesoul
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Jumblesoul
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和製アリバイ崩しミステリーの代表作。もっとも昭和32年の話なので、東京から九州や北海道の移動となると今では真っ先に飛行機使用と連想するが、この時代は列車が最優先らしくアリバイが完全そうに思われてしまう。刑事が飛行機を使ったと思いつくのも終盤で、時代のズレを感じてしまうのはいたしかたない。というわけで、ミステリーとしてはトリックが弱いものの、コーヒー好きな三原刑事に鳥飼老刑事と魅力ある人物が登場。そして何といってもシンプルにして深みのある、作品タイトルが素晴らしい。
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Jumblesoul
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/01(4133日経過)
記録初日
2013/07/03(4284日経過)
読んだ本
513冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
148363ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
513件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
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