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集中して読んでしまった。映画を観たような感じがするのは描写が細かく目に浮かぶからだと思う。女性ならではの細かさに苦笑する表現もあり、それを含め面白かった。

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小春にうんざり、の一言に尽きる。小春目線だから、日常に潜む謎が事件になったけど、騒ぎ立てることもない日常だと思う。日常も見方を変えて見れば事件になるってことか。どうでもいい話ばかり。みんながみんな、親友に全てを見せるわけじゃない。相手も自分と同年代。自分の責任で考え生きている。傲慢に、助けなきゃ、優佳なら助けられたのに傍観してたと切り捨てる。何様？苦痛ながら読了。

わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (祥伝社文庫)石持浅海

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あらすじ・内容

ナイス ★3

コメント(0)2022/01/02

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二十年の後宿題のように立ち位置によって見え方が違いああそうなのか、ってわかる話は好き。湊かなえはイヤミスが苦手なのであまり読んでこなかったけど面白かった。

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嘆きの森を読み始めて、すこしうんざり。ざっくり斜め読みで読み進めて、やっぱり無理。良し悪しじゃなくて合わないかな。主人公に共鳴できず、自分がなく、ほわんと生きてリストラされる、しょうがないよね？あたり前だよね。考えて仕事してる人に迷惑だよね？と感じてしまって言葉が入ってこない。彼女が自分を見つけて前進していくだろう過程に興味がもてない。なんで買っちゃった、この本という、私にとってひさびさの壁本でした。

幸福の迷宮アレックス・ロビラ,フランセスク・ミラージェス

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2022/01/01

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ネタバレ違和感は作りもの感かな。引き込まれない。読んでいったらバックは公安かよ。公安モノって、巨大な敵、組織がらみとか、好きじゃないジャンルなので入り込めない。勝てないでしょ。例えばオカルトと一緒で最後神父が除霊した風に見せかけて実は、と同じように勝ち負けは曖昧に終わる。シルは子供もいるんだから関わるべきじゃなかった。その辺もミエミエ。続巻は遠慮します。

時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫タ 1-1)アルネ・ダール

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あらすじ・内容

ナイス ★4

コメント(0)2021/02/13

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ネタバレ法で裁かれない悪を裁く。殺人を犯して逃れた奴を殺す。邪魔をする警察の人間は殺してもいい。ただし、関係ない一般市民を傷つけない、が、ルール。復讐から始まった正義ゲーム。今までよくあったこのタイプの話は悪だけ殺すパターンだったけど、これは警察も殺す対象になってる。生きて罪を償わせる警察と死によって償わせる自分とは相反する立場だから、悪は裁く対象で、警察は敵ってことかな。友達であっても、自分がこれから先、行っていく裁きのために邪魔だから殺す。神のゲームって感じかな。続編で、逆転勝利してほしい。

死亡通知書暗黒者 (ハヤカワ・ミステリ)周浩暉

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あらすじ・内容

ナイス ★10

コメント(0)2021/01/09

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民俗学ということで、妖怪とか不思議系なのかなと思ったら人の手によるもので、不思議な事と思わせて実は、って話かと思えばそうでもなく。さらっと読めて面白かった、かな。

准教授・高槻彰良の推察民俗学かく語りき (角川文庫)澤村御影

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あらすじ・内容

ナイス ★14

コメント(0)2020/01/27

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読後、放心してしまった。切なくて切なくて涙が出てくる。ハッピーエンドはありえないし、それは早苗のせいじゃなくて、そういう邪魔が入らなくてもうまく行かなかった、逆にお互い傷つけあってしまったかもしれない、お互いを大切に思うあまりに、そう思う。切り取られた最初の日が、時には慰めにや支えになり、時には胸を掻き毟られるような気持ちにさせるものだったんだろう。早苗の、マルタとマリアの例えのように大切なことがわからない鈍さ無神経さは幸せなのかもしれない。その無神経さ故に蒔田も幸せを感じるのかも。