図書館本。少しずつ繋がってゆく青山作品らしい連作短編集。前話のメインキャラが後の話にも出てきて、また会えた気分になれるのが好き。各話に書かれた月の豆知識も面白かった。

図書館本。例文もありわかりやすいが、言葉のチョイスはなに基準なんだろう？辞典としてのボリュームはそこまでない気がする。普段目にする言葉からあまり馴染みのない言葉まで、大和言葉と意識しないで使っていたものも多くて吃驚。

あの手この手でふたりを勧誘しようとする星が多い印象。でも、地球人が住めそうな星はないなぁ。前作よりもハード。ふたりがめげていないのが幸い。ここでタイトルが回収される？旅路はまだまだ続きそう。

図書館本。時代物は初かな？ミステリの印象が強い作者さんだったので驚き、新米岡っ引きに若い医者のコンビが事件を解決するスタイルの連作短編集。表題作の真相も意外だったが、その上をいく衝撃だった「弔いを終えて」のそうかもしれない、が怖い。ぼかして書かれているけれど、限りなく真相を突いている気がしてならない。

図書館本。少しずつ繋がってゆく青山作品らしい連作短編集。前話のメインキャラが後の話にも出てきて、また会えた気分になれるのが好き。各話に書かれた月の豆知識も面白かった。

図書館本。クリスマス前に読めてよかった、やさしさに満ちた5編の物語。全話に猫が登場するのが村山作品らしい。橋は異界と繋がっている、という話をふと思い出した「閏年の橋」やとある少年のひと夏の冒険から始まる「あの夏の風と光」を読んだら久しぶりに本屋さんに行きたくなった。図書館やネットにばかりお世話になっていたからなぁ、新しい本と一緒に年を越すのもいいかもしれない。

続編。多聞の思わぬ弱点は発覚する、がこれはこれでおもしろい。無自覚なのか？普通やらないと思うけど…。変なところで大胆な若先生、何気にその母君の素性も謎。人も妖も自然と背筋を正していないかな？

図書館本。保健室の魔女は今日も迷える子どもたちにおまじないを授けているけれど、なにやら敵対組織がいるらしく…？な二作目。これ、いずれ全面対決とかしちゃうんだろうか。息子くんの真意も謎のままだし、これでおしまい！とはならんでしょう。

図書館本。初読み作家さん。やさしいテイストの表紙とは裏腹に内容は重めだし、姉妹が互いに向ける感情も複雑。今から昔に話は遡り、さいわいを求めたふたりの軌跡を描く。いなりずしが無性に食べたくなってしまった一冊。

図書館本。各話が少しずつ繋がってゆく様が怖さを煽る仕様。ベースが怪談ものなのに警察への捜査協力との名目で謎解きが入り、そこでハッと夢から醒めた気がした。これもなにかの伏線？

図書館本。あまりの分厚さに苦労して読み終えた一冊。内容より物理的にキツかった…。これにて終幕、と言わんばかりに退場する者の多いこと、多いこと。本人不在が終盤まで続いた小股潜り、あの終わり方はずるくない？

図書館本。ファンタジー色強めの時代物？物語は始まったばかり、との印象が強い。これ、岡っ引きの知己を得たことで主人公が事件に巻き込まれるフラグなの？お仕事小説かと思ったら、あれ？なんか違う？

図書館本。熊本県荒尾市に纏わる怪談。土地勘がない所為か、怖いは怖いが、いまいちピンとこない話が多かった。ぼやかしているぶん、怖いと感じる話もあったが、多くは語られていない印象。背景がいろいろ闇深そうだし、これくらいでちょうどいいのかもしれないが…。

図書館本。無害な都市伝説？いや、無害？甚夜をじいちゃんと呼ぶ高校生・夏樹が主人公の番外編。本編のその後が読めるのかと思いきや、時間軸はそこまで追いついていない感じ？穿ちすぎかもしれないが、本編に次いでハーレムものなの？アクションやバトルはお預けな様子。