読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

ryohei
読んだ本
5
読んだページ
1476ページ
感想・レビュー
4
ナイス
7ナイス

2024年9月に読んだ本
5

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ryohei
「最新図解」とある通り、鉄道にまつわる技術をわかりやすく解説する入門の一冊。鉄道は、電気や土木に限らず物理化学や人間工学までを幅広く網羅している総合科学。駆動装置の仕組みや快適性(乗り心地)や高速化の追求といった基本的なメカニズムに限らず、MaaSと呼ばれるスマホの活用による利便性向上、ハイブリッドや燃料電池など最新の車両開発、一方でLRT(路面電車)の復活まで、奥行き深く取り上げています。エネルギー効率で優位な鉄道サービスが、SDGsと人口減少の時代を見据えて、より高みに進化し続けていることを伝えます。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
4

ryohei
「最新図解」とある通り、鉄道にまつわる技術をわかりやすく解説する入門の一冊。鉄道は、電気や土木に限らず物理化学や人間工学までを幅広く網羅している総合科学。駆動装置の仕組みや快適性(乗り心地)や高速化の追求といった基本的なメカニズムに限らず、MaaSと呼ばれるスマホの活用による利便性向上、ハイブリッドや燃料電池など最新の車両開発、一方でLRT(路面電車)の復活まで、奥行き深く取り上げています。エネルギー効率で優位な鉄道サービスが、SDGsと人口減少の時代を見据えて、より高みに進化し続けていることを伝えます。
が「ナイス!」と言っています。
ryohei
秋田へ行くので、そういえばと「街道をゆく」の一冊。ガイドブックの類には、観光スポットの名所旧跡や娯楽施設、グルメ・土産物がカラー写真で紹介されるだけで、その街の歴史や風土、気候や生活といった情報はほとんど得られません。司馬さんのこのシリーズ、それらを深く理解する上ではとても役立ちます。秋田県散歩では珍しく、司馬さんの戦友が住持を務める象潟「蚶満寺」を訪ねるところから始まり、秋田市に墓のある江戸期の漂泊者「菅江真澄」、秋田が生んだ明治期の知識人「狩野亨吉」や「内藤湖南」らを軸にしみじみとした歩みを進めます。
ryohei
昭和の流行歌、作品の背景や歌手の想いなど歌を巡るエピソードを掘り起こし、当時の日本社会をあぶりだす一冊。取り上げられるのは「あゝ上野駅」「スーダラ節」「東京五輪音頭」などの23曲。軍国歌謡だった「南国土佐を後にして」、60年安保闘争が流行らせた「アカシアの雨がやむとき」、元々「丸の内音頭」だった「東京音頭」は3度も忘れられる危機を越えてスワローズの応援歌になった歴史、鑑別所で生まれた「夢は夜ひらく」はネアカだった(?!)藤圭子の暗いイメージ作りに演出された等々、歌の裏の裏の話題に溢れています。
が「ナイス!」と言っています。
ryohei
天神ビッグバンと呼ばれる、福岡市天神地区の大規模な再開発工事が現在進行している。このプロジェクトにも関わっている福岡市出身の建築家が語る、「街」に求められる建築とデザインについて考えるエッセイ集。黒川紀章、磯崎新、伊藤豊雄など、福岡に残る著名建築家の作品からよみとることのできるできる世界。再開発により、これから福岡に建てられていく建物と街並みづくりに込められた建築家やデザイナーの想い。アジアの玄関口として活力溢れる福岡市。将来を見据え、あるべき姿を求めて、多くの叡智を集めながら取組む熱意が伝わってきます。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/04(1769日経過)
記録初日
2014/10/27(3633日経過)
読んだ本
347冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
112751ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
313件(投稿率90.2%)
本棚
5棚
性別
年齢
67歳
血液型
O型
現住所
神奈川県
自己紹介

幅広い分野の書物から、より深い知見に刺激を受け、経験したことのない世界に心躍らせることが、読書の愉悦と思っています。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう