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2024年3月の読書メーターまとめ

naoyukie
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17
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5698ページ
感想・レビュー
17
ナイス
133ナイス

2024年3月に読んだ本
17

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

naoyukie
ネタバレ最後まで何度もひっくり返されて、それが読み進める推進力になった。生まれ変わりが雲とか猫とか、ちょっとリアリティのないところはファンタジーとしても現実縛りではできない謎の解明とかが、それを逆手に取った犯人探しとか、ちょっとホラー味があるところも好みに合う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
17

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ネタバレモデルがいそうな感じの音楽プロデューサーが仕掛ける音を使ったトリック。人気店に予告電話が入り客足は途絶えないものの売り上げが落ち込んでゆくという不思議な現象。同じような被害を受けた店が出ているというような掴み。新型コロナを経験した後の世界では、出版された当時と比べても納得度の高い理由で十年以上前の出版と知って驚く。細々な雑学が散りばめられているのは毎度のことながら楽しい。
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ネタバレ若い人の死を扱う作品は辛い。何としてでも生存日数を伸ばすことに勝ちを見出す医師と、避けられない死を目の前にして残された時間を有意義に過ごす合理性を重んじる医師、どちらにかかりたいだろうか。患者とともに悩む頼りがいのなさそうな医師という選択肢も用意されている本作。改めて、自分は何に人生の価値を見出しているのか、明日は今日の延長ではなく全く違った1日となる可能性はある。その日をどう生きるか問われる。
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ネタバレ少し前に出版されてはいるものの日本酒に関する記述は10年程度で大きく変わるものではなく、資格試験に挑戦しようと思っている身にとっては副読本的な用途で大変参考になった。こちらで座学の部分は科学的なアプローチという点で教本を補って十分。
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ネタバレ海里の兄ちゃんと同窓の刑事がストーカー事案を扱う本作はとても切ない展開だった。海里と兄ちゃんの距離も少しづつ狭まっていって良いなあ。こういう食道、近所にあったらなとおもう。
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ネタバレハイパーインフレを起こした犯人はごく近くに居たってことで、その後はあっさり解決に向かう。3からは何事もなかったように事態は収束しているよう。力士シールを使ったプロモーションはいい着眼点だったけども。話がでかいよなあ、古物商の借金挽回作としては。
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ネタバレ近しい医療機器業界なのでどうしょうもない医者ってのはいるなというのはよくわかる。セミナーとかの対応とか、面倒くさいところは、この業界が一番旧態依然としているんじゃないかなと想う。その辺りの事情はよくご存知な久坂部先生。この業界のあるある的なところから、許認可に関わるところガイドライン掲載に向けた動きなどは薬とは違うけど、まあ大筋似たようなものだなと思った。
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ネタバレ比嘉姉妹シリーズ。夢を見せる化け物と比嘉姉妹の戦いに中学生が絡む。序章から第二章までのストーリーと、パラレルワールド的にスタートする第三章を読み始めて頭が混乱。やがて、前半部分は魅せられていた夢だと気づいたあたりから、どうやって治っていくのだろうかと加速。幾重にも層構造に連なる夢、現実のレイヤーまで上がったと思ったらそこも夢。こんな複雑な構造のストーリー、よくまとめられたなあと改めて小説家の構成力に驚く。真琴は目覚めるんだろうか。
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免疫に関して必要最低限のところを押さえながら自己免疫疾患がなぜ起こるのかから、人類が獲得してきた免疫システムとホモサピエンス、ネアンデルタール人の免疫の違い(この辺りはさらに「日本人になった先祖たち」で骨からDNAを抽出できるようになった技術を思いがす)、は哺乳類の獲得免疫の話、なぜ顎をもつ動物だけが獲得免疫を得たのか、面白い話が次から次から出てきて楽しい。最近読んだ化学系の本では人文科学的な要素も入り混じって学際的でとても楽しめた。
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ネタバレ久方ぶりの森沢先生の新作。大学3年生の仲間五人がチェアリングを通して出会ってビジネスをスタートする話に少し恋愛要素が加わって相変わらずの「ええ話」。自身も卒業までにはやりたいことが見つけられずに就職して今に至るので、そのあたりがとても気に掛かる。まあ、でも今からでも遅くないし会社員を卒業間近に控えて何か次へ進もうという気持ちに背中を押してもらえた一冊。
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ネタバレ著者がお亡くなりになっているため、没後の状況変化が当然ながら盛り込まれず、少々表記は古いけれど包括的に日本酒と文化や工業的な発展を辿るには良書だと思う。三倍醸造酒や粕取り酒など、今となってはお目にかかれない酒も。日本酒は火落ちによって劣化するのか、古酒としての味わいが深まるのかは造りと保存にかかっているわけだ。
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ネタバレ特等添乗員αから流れて今更ながら、この人気シリーズを通して読んでみようと思って手に取った。凛田莉子が波照間島から高校卒業後に上京してきてからのストーリーと、角川書店の小笠原が手掛ける力士シールのストーリーが並行進行してゆく。1では完結しなくて、不穏なハイパーインフレが起こっている状況がなぜ起こったのかは2巻目に持ち越された感じ。そこここに雑学小ネタが挟まれていて、こちらのシリーズも楽しく読み進められる。
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ネタバレ今回は兄弟をめぐる確執の物語で海里の兄の婚約者が「ばんめし屋」に現れて海里と兄の関係修復を試みるけれど二人とも頑なに折れず、でも最後は不幸な事故から和解のきっかけが垣間見れる感じ。冒頭、兄がコンサルを手掛ける兄弟会社の二人は、あの後どうなったんだろう。読み落としたかな。
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ネタバレなんだかありそうな話。ちょっぴり勇気がもらえて、ほろりとさせて。これまで読んできた本多作品(死者や死が身近にある物語)とは少し趣が異なる一面を見た。30年以上も前、自身もマンモス大学の学生だったが、当時の大学生活とは異なるイマドキの大学生と大学をめぐる状況。「正義」をめぐる葛藤、ミカタ部の面々が抱えているそれぞれの事情、スピンオフとか続編ものもあるんだろうか。
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ネタバレ「梟の一族」に引き続く本作は次の「梟の好敵手」と上下巻になっているので、本作の最後の方で急な展開とページ数が足りなさそうなので気が付く。梟一族に絡んでくる狗の一族は男性ばかりで梟とは対照的。物語の設定が済んだところでいよいよ次作で対決の構図に。鍛えられた身体能力がドーピング軍団と戦うことに。楽しみ。
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ネタバレ今回は韓国。韓国芸能界には興味ないけど、社会現象にもなった韓国ブームは今も続いているので、いつも通り散りばめられている小ネタには感心させられる。韓国芸能事務所の養成制度、熾烈な競争社会が概説されていて、そういう面で知識の一端になったと思う。
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ネタバレ最後まで何度もひっくり返されて、それが読み進める推進力になった。生まれ変わりが雲とか猫とか、ちょっとリアリティのないところはファンタジーとしても現実縛りではできない謎の解明とかが、それを逆手に取った犯人探しとか、ちょっとホラー味があるところも好みに合う。
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ネタバレ久しぶりの吉原裏同心シリーズ。次々に襲いかかる吉原を狙う者たち。吉原の景気はすこぶる不調なのに・・・。御免色里のバリューか?!裏同心と頭取の二役を芝居のように使い分ける幹次郎、融通の付け具合を苦心していて少しコミカル。三浦屋の隠居が院政を引こうとしていたのは驚き。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/07(1572日経過)
記録初日
2019/04/26(1828日経過)
読んだ本
764冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
252750ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
764件(投稿率100.0%)
本棚
26棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

別の読書記録サイトが閉鎖になったのでこちらに流れてきました。通勤が読書時間でしたが在宅勤務になって読書量が減りました。自身の読書記録と読んだ本の感想閲覧が主目的です。

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