「言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力に自覚的になってから、自分の心を探り、周囲のひとの気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった。」辞書創りにかける情熱、言葉に対する真摯さがひしひしと伝わる小説だった。言葉は武器だよな。。美しい言葉を使い、あたたかく周囲とつながれる人になりたい。

「言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力に自覚的になってから、自分の心を探り、周囲のひとの気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった。」辞書創りにかける情熱、言葉に対する真摯さがひしひしと伝わる小説だった。言葉は武器だよな。。美しい言葉を使い、あたたかく周囲とつながれる人になりたい。

優しい！とにかく優しいストーリー！誰も好き好んで"つらさ"を抱えているわけじゃない。自分が持つ"つらさ"を知ってくれている人が1人でもいるだけで、どれだけ心強いか。だからこそ身の回りの人を大切にしていきたい。「心にたまっていくのは不満だけじゃないし、発したいのは主張だけじゃない。感動や興奮だって伝えられないままでいると、自分の中に残っていく。」伝えたいと思える人に出会うのは素敵なことだ。藤沢さんと山添くんのその後が気になる。