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2026年3月の読書メーターまとめ

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2026年3月に読んだ本
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2026年3月のお気に入られ登録
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  • Fujio Shinohara

2026年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ私自身にたまにポップする「その話いまそんな重要か!?」がだいぶ主人公と重なるため「私の話すぎる!!」とときめく一方、白羽の言葉にムカつく(主張する行為ではなく主張する内容に)ので、全然がっかりする程度には『こちら側』だな……!という感じ。あと私のいつもの食も餌だなと思った。太宰治に「私の話すぎる!!」てときめくときとほぼ一緒の手触りがある。大好きという意味。正しくは憧れ。
が「ナイス!」と言っています。

2026年3月の感想・レビュー一覧
18

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ネタバレ最近常に何かの本を握りしめて常に他人の文章を流し込んで触れたくなかった言葉を希釈してたし、その自覚があった。だから言語活動・人間活動・文学活動に向かって凄い殴りかかり方をしていく話だなと思ってビビったし爽快だったし自分に許容する範囲を広げる試みをした方がいいなと思った。いやでもやっぱこの話、アカデミズムと文壇に対する殴りかかり方が凄くないか? いいんだそんなことして。デートピア読んだ頃からずっと気にはなってたんだけど、『火星の女王』と同時期に読めてよかったな。
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生きていかなくてはいけないこと、生きていけてしまうこと、生きていることに見いだされるあらゆる絶望や失望に、しっとりしていて冷たくて爽やかで軽やかな手触りと輪郭を与えるのがあまりに上手い。抱えていくしかないもの。自分の延長でもあり、癒着した異物でもある、抱えていくしかないもの。調子がよくないときって食事や睡眠や入浴や掃除のいずれかいくつかを投げ捨ててしまうんだけど、この本から一片読んだら入浴くらいはできそうな気力が湧く気がした。納得や救いが見当たらなくても再生ははじまる。悲劇にかかわらず代謝していく。
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読む順番間違えた。刊行順ならメビウスの守護者→潮騒のアニマ。赤堀涼子が手始めに憂さ晴らしなどをしておくタイプのしたたか知能犯なの大好きかも。バイタリティにあふれる天真爛漫を素でやりながら正論パンチは悪手だと知ってて自分の〝役目〟に忠実で。ヤバいな文字に書き出してみて思ってたより大ダメージの大好き女かもしれないことに気がついた。泣きそう。大好き。
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1年くらい前に単行本を買ってて、文庫化するまえに読む!!と思ってた本。昔こういうボドゲベースのバトルで読み合い殴り合う話を書きたくて書こうとしたことがあった(それもあって読むのを躊躇ってた)。歯軋りしてしまった。ゲームの設定もある種のSFめいたゲームの建付けもキャラクターも効いてた。この、誤信念課題の先、みたいな論理と発想と選択のゲームにジャンル名がほしい。まだチャレンジしたい気持ちが死んでなかったみたいで困る
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ネタバレルヴォワール、キングレオが好きで手に取ったので読みてえもん読めた感がすごい。
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ネタバレ冒頭「それでもいいよ。本当に狼が来るならね」マジでこんなに端的にその科学者としての在り方を表す台詞があるもんかよと思って大変嬉しく書き留めてたんだけど、白石研究所の話を経てこんなに弔いで切望で信条で信念みたいな台詞ある!?になって呻き声と涙が出た。鋭利で透明な好奇心だと思ったけど、科学や人生への執念という感じだった。スピラミンの同時性が提示された時点で想像した着地ではあった。強欲なので政治劇の厚みがもっとあると嬉しいな〜。他のも読も〜。
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ネタバレ幸福な子供だった。生まれついた家、土地、時代のこと。時代の要請。ホモソーシャルとミソジニーを別に繕いなく綴った日記だよなという印象もある。どこまでも〝その人自身の物語〟にフォーカスするからその家その土地その時代その価値観の話が生々しいんだろうな。伊能夢影の写真と同じだ。『おそらく祖父は、日本中のすべてが美徳と信じたその姿を、撮るに耐えない醜い形だと見究めたのだろう。』『祖父自身さえ人情だと錯誤したそのためらいは、実はカメラマンの冷静な目がそう判断した結果だった。』『祖父は名人だった。』
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最近ずっと犯罪小説や警察小説を続けて読んでたからか、なんで自分シリーズもののミステリを好んで読むことあるんだっけ、と不思議に思ってたんだけど、〝本当のことに真摯な学者〟とか〝初めからそうだった、軸はずっと変わってない〟に出会いやすいからだなぁ。赤堀涼子って本当にずっとそう。
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ネタバレP279「並木は生きて自分の葬式を目撃した。」勘弁してくれ。並木が事故で亡くなった『主人公の特攻で誰も殺されなかった』というターニングポイント(オチとか決着とか結末と呼びたくなさすぎる、別に何も終わってない)、定められ定めた死に方をしなかった悲劇と思いたい人も、決定的殺人者にはならなかったという安堵を抱きたい人も、あまりに微かで欺瞞にも近い潔白を徴す祈りだと思いたい読者(※私)もいていいと思った。愚かだったと断じたくない傷心もあるけど、狂っていたと認めなくては、忌避しなくては、という痛嘆がある。
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ネタバレ『護られなかった者たちへ』がなかなか好きな〝祈り〟だったので中山七里2冊目。「救い難いお人だ」「だから仏門に入ったのですよ」、「そんな未熟な僧を破門になどして堪りますか」、こういうアイロニカルな軽妙が大好物なので脳みそにキマってしまった。あと文屋ってほんまにカッコよい。なんですかあいつは。私って〝最悪はまだ起きてない。この祈りは間違いなく、生者のためにある〟みたいな概念が好きだし、弔いも祈りもそうだと思ってる。中山七里と趣味が合うのかもしれない。余談:諸事情で正信偈を少し唱えられるので解説が新鮮だった。
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ネタバレ「物語をつくる」のがうめ〜!!ディストピア、SF、政治劇が好きで少年漫画みたいなアチィ話が大好きなので脂質と塩分とスパイスがバチバチに利いた濃い味のもの食わせてもらった感じ。「なんだ、あのオッサンは。カッコよすぎだろ」ウケるあまりに復唱してしまった。つってもな。自分の意見を持たなきゃな。無礼でコミュ障の宮城が文化人類学の人間なの各方面にナメを利かせた設定だな〜(褒めてる)と思いつつだったけど、保守党大敗後の挙動を見てうめ〜背骨を持たせたなと思った。〝人類〟の活動全体のことが大好きそう。かわいいね。
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ネタバレ私自身にたまにポップする「その話いまそんな重要か!?」がだいぶ主人公と重なるため「私の話すぎる!!」とときめく一方、白羽の言葉にムカつく(主張する行為ではなく主張する内容に)ので、全然がっかりする程度には『こちら側』だな……!という感じ。あと私のいつもの食も餌だなと思った。太宰治に「私の話すぎる!!」てときめくときとほぼ一緒の手触りがある。大好きという意味。正しくは憧れ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ横山秀夫ぜんぶ読む🎶のフェーズに入っているため概要読まずに取り寄せで買ったやつ。帯に「ヒロインは平野瑞穂」って書いてあって読む前からタイトル回収がうつくしすぎて泣いてしまった。早いよ。他の積読を差し置いて捲ってしまって一気読みした。『黒い線』も踏まえて、誇りのために婦警を全うしてきた瑞穂が、奉ずる信念のために婦警を全うするようになるまでの微細な変化の物語だったように思う。私が憧れや誇りよりも、怒りや祈りや遣る瀬無さのことを物語的に好いてるだけかもしれないけど。
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ネタバレ堂シリーズを踏まえて、パッと見は周木律っぽくないかも!という感じだけどマジでめちゃくちゃ周木律だった。冒頭少しで本業数学者の男出てきて歓声上げたんだけど建築の話まで始めて凄かったし終着までが建築、文明、技術、それらの発展の話だった。いそいそ読み始めた雪山殺人ものに数学と建築とかいう堂のファンが嬉しいに決まってる要素ががっつり絡んでくることあるんだ。最後の推理展開、「あの場をやり過ごし生きて帰るために提示する〝解釈〟」の味がした。一石の講義(?)を追いながらずっと「一石を投じる……」などと考えていた。
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ありとあらゆる手段で自分のことを裁きたかった。SFのことを人間について考えるための補助線だと思っているところがあるのでめちゃくちゃ嬉しい短編集だった。大掛かりな公理の追加や緻密なファンタジー世界はなくてもいい。だってこの世はすでに言語に写し取りきれないほど緻密で、気づけてすらいないルールが氾濫跋扈しているから。人の思考を切り取る手技をSFって呼びたいんだ。今朝読み始めたんだけど帰りに『コンビニ人間』も買ってきた。
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ネタバレ信じるものに何をどこまで遣えてしまうか。どうしてそれを信じたか。けいさんが死に向かっていくあたりから最後の百何十頁ずっと泣いてた。カンちゃんのことがずっと気がかりだった。違いますようにと思いながら読み進めた。あなただったか。「真面目というのは、そんなにも称賛に値する要素なのか」「当然じゃないですか。公務員だろうがヤクザだろうが真面目な人間は命令や指示の内容を疑うより先に実行しようとしますからね」『利根ちゃんは真面目だよ。いや、真面目過ぎる』あたり、五代もまあクズだろうが(推測)輝きの強い男だったな〜。
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しばらく現代日本が舞台の警察小説犯罪小説が多かったので場所や肩書やモチーフが似通ってて大混乱してたんだけど、トンチキ閉鎖空間デスゲームかなり浄化力あった🎶 米澤穂信先生はメディア化作品(満願、氷菓)のみで気になってた初読み作家。軽快で好きな読み口だった。他のも読んでみよ〜
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ネタバレ2度目の商談の麗子の爪のくだり深刻すぎてしょうもなすぎて印象深かった。例によってキャスト調べて「わ、分かる〜〜〜」となりつつ映像映えしそうな知らんキャラが増えててなるほどねと思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/02/14(1890日経過)
記録初日
2021/02/13(1891日経過)
読んだ本
89冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
31757ページ(1日平均16ページ)
感想・レビュー
68件(投稿率76.4%)
本棚
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