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2024年2月の読書メーターまとめ

じゅむろりん
読んだ本
5
読んだページ
2074ページ
感想・レビュー
5
ナイス
160ナイス

2024年2月に読んだ本
5

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じゅむろりん
なんだ?この甘ったるいミステリは?というのが前半の感想。ところが最終話でこれまで解決してきた事件と鶴丘文樹の連続殺人が繋がったのが一つ目の展開。更に待ち受けるのは「驚愕」の一言。そりゃ鶴丘も混乱しますわな。装丁の翡翠のポーズは例の場面のやつですが、最後まで読んだ後で見ると、ガラリと印象が変わりますね。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

じゅむろりん

ただ読書するための有給休暇を、早速取得したじゅむろりん2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2730ページ ナイス数:235ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/124041/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
5

じゅむろりん
鉄の暴風に晒され続ける沖縄嘉手納で、基地から生活物資を盗み出す戦果アギヤー。その中でカリスマであるオンちゃんが突如消息を断ってしまう。実弟のレイと友人グスク、恋人のヤマコは逞しく生きながらそれぞれヤクザ、警官、教師になる。米国の庇護と支配の中で抗いもがき続けるウチナンチュの日常と根底の思想に触れ、複雑な感情になります。時代の波に揉まれた3人はオンちゃんと再開できるのか、沖縄の運命はどうなっていくのか。急展開が待つであろう、下巻が楽しみです。
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じゅむろりん
4年越しの続編読了。今作は藤沢市の高校生鐘松孝平が「トラ転」で、大学生の佐伯逸輝がスタープレイヤーとして地球そっくりの異世界に迷い込みます。神のような力を10まで叶えてくれるスターボードを手に入れると、人は無意識の欲望が露わになるもんですね。死んてしまった好きな人を生き返らせても、理想の国を創っても、意思をもつ者が集まれば争い諍いは自然発生し、悪意ある者は周囲を不快にさせる。人は神の力を得ても神にはなれないんです。日本のどこにでもいるような若者が作り上げる御伽話のような叙事詩を堪能しました。
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じゅむろりん
主に明治大正の頃、岡山を舞台にした嫉妬深き女と無様に翻弄される男の痴話話短編集。これまで読んできたホラーテイストは無く、むしろ有名作家の作品のような文体です。印象的だったのは「がふいしんぢゅう」と「いろよきへんじ」。女性の怖さより、哀しさ、哀れさがにじみ、それにも増して男の身勝手さと浅はかさが際立ちます。こちら側の岩井作品は読みやすいですね。
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じゅむろりん
なんだ?この甘ったるいミステリは?というのが前半の感想。ところが最終話でこれまで解決してきた事件と鶴丘文樹の連続殺人が繋がったのが一つ目の展開。更に待ち受けるのは「驚愕」の一言。そりゃ鶴丘も混乱しますわな。装丁の翡翠のポーズは例の場面のやつですが、最後まで読んだ後で見ると、ガラリと印象が変わりますね。
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じゅむろりん
「ものの見方が変わる」版のシリーズ本。こっちは雑談ネタというより、自己省察向き。印象的な寓話は、「田舎道を歩く男」(能力は仕事の後に発見される)「粉薬」(やまびこの法則)「邪教徒とお釈迦さま」(知恵あるものに怒りなし)です。今の社会、人との諍いを気にするより怒らない考え方にシフトチェンジする方が幸せになれる気がします。寓話を読んで自分が感じた事と筆者の解説を比較して、言葉に隠されたメタファーや道理に触れることで、凝り固まった肩甲骨あたりを温められた気がします。いつも見える本棚に置いときます。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/07/28(4695日経過)
記録初日
2010/07/16(5072日経過)
読んだ本
884冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
307535ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
822件(投稿率93.0%)
本棚
14棚
性別
年齢
51歳
血液型
B型
自己紹介

【2022年1月4日更新】
九州在住のじゅむろりんです。主にミステリを読みます。好きな作家さんはたくさんいますが、偏らないよう気をつけています。今年も新たな作家さんを開拓予定です。文庫派で、読みたい新作が出ても文庫化されるまでじっと待ちます。一昨年蔵書の文庫を500冊、近隣の中学校に寄付して本棚がスッキリしたのに、また増えてきました、、、。

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