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2024年11月の読書メーターまとめ

Myrmidon
読んだ本
6
読んだページ
1416ページ
感想・レビュー
5
ナイス
40ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Myrmidon
清水克行センセイの雑誌連載まとめ本。当然のように面白い。中でも兼好法師に関する話は全然知らなかった。近年、学校教育では「吉田兼好」ではなく「兼好法師」で教えられがちだと聞いていたが、こんな理由があったとは。気楽に読めて勉強になって面白い。良い本だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

Myrmidon
「史上初の世界帝国」アケメネス朝ペルシアの通史。異論のある箇所は「〜という異論がある」など丁寧に示してくれるので、納得しつつ読み進められる。丁寧な書きぶりのなか、藤子・F・不二雄のマンガを示したり、筆者の大学での授業ネタが感じられるのも面白い(ウケ狙いではなく「受容史」という歴史学の分野を踏まえてるんだよ、とエクスキューズがある)。まあ古代ギリシアファンとしては大変面白く読めました。
Myrmidon
2024/11/26 01:37

各大王ごとに足跡が記述された、ある意味で「古臭い政治史」のスタイルだが、筆者自身も「まずは伝統技能をしっかりと見につけてもらわないことには」と述べる通り意識的にベタな政治史にしたのだろう。自分のような素人には読みやすく、ありがたい限りだ。

が「ナイス!」と言っています。
Myrmidon
古代ギリシアの生活について、イラストや図像豊かに解説される。さっくり読めてそこそこマニアックな情報も記載され、面白かった。何より、しっかりした専門家が必要な情報を厳選しているので、「まずはこれから」と言えるのは心強い。
が「ナイス!」と言っています。
Myrmidon
マーベル作品のマンガ化では『偽りの赤』と並んで圧倒的に面白い。まあ前作『ヴィジランテ』の時点で制作チームのヒーロー解釈が信頼できることははっきりしていたので、安心して読める。この巻でもオトハ、オットー、スーペリアがそれぞれの強みと弱点を活かしつつしっかり活躍してるのは当然として、サクラスパイダーの人命救助を入れたり、隙がない。ドラマとしても登場人物全員が完全じゃない人々で、それが「良いこと」をしていくのが良い。なお個人的には太めギャルの真里加ちゃんがお気に入り。
が「ナイス!」と言っています。
Myrmidon
清水克行センセイの雑誌連載まとめ本。当然のように面白い。中でも兼好法師に関する話は全然知らなかった。近年、学校教育では「吉田兼好」ではなく「兼好法師」で教えられがちだと聞いていたが、こんな理由があったとは。気楽に読めて勉強になって面白い。良い本だ。
が「ナイス!」と言っています。
Myrmidon
同著者の『氏名の誕生』の続編。やはり複雑怪奇な「氏名」の歴史を、女性名にフォーカスしながら解説する。幸田文の文章で自分のことを「文子」と書いていた理由など、様々なことが繋がって個人的には非常に面白かった。中でも印象的だったのは、「江戸時代の民衆は言葉を文字ではなく音声ベースで理解していた」という内容。考えてみれば当たり前なんだが、現代の自分はどうしても文字・漢字表記をベースに物事を把握してしまいがちだ。自分の無意識の思い込みを晒してくれる読書は、やはり面白いやねえ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/13(4880日経過)
記録初日
2011/08/15(4878日経過)
読んだ本
1748冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
382650ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
1586件(投稿率90.7%)
本棚
1棚
性別
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