読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

1/41/71/101/131/161/191/224133041331413324133341334ページ数128129130131132冊数読書ページ数読書冊数
著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

竈方祭り
新着
北海道東部を舞台にした百合江と里美の姉妹、その母と娘二人の物語。5人の女たちの波瀾万丈な人生に吸い込まれてしまった。裕福な少女時代を過ごした里美が思いの外逞しく、好きな唄と男に翻弄された百合江に歯痒さを覚えたが、過酷な人生を生き抜く女たちの強さに感動した。それと、「字を教えてくれありがとう」のメモを残し亡くなった祖母に救いを感じた。
0255文字
竈方祭り
新着
今は廃墟になったラブホテルを巡る男女の人間模様。最初のシャッターチャンスから時間を少しづつ遡り、ホテルが新規開業した時までさかのぼる。私自身は小説に正義、夢、癒しなどを求めて読む方なので、短編に出てくる女性が不幸に思えて仕方がない。しかし、朝から晩まで、おにぎり3個でラブホテルで働く女には、遅くなると、心配して迎えに来る夫の温かい背中がある。幸せとか救いというのは、こういうものかも知れない。
0255文字
竈方祭り
新着
確かに高校時代はさほど目立たない同級生が、同窓会で会うとびっくりするくらい良い女?になっていることがある。いわゆる男が好む雰囲気を持つ女にだ。この噂の女を巡って、小金を貯めた男たちが繰りなす人間模様は、どこにでもあるような話でもあるが、凡人の私は少し羨ましく感じる。だからか、急死する男たちを自業自得と思い、最後まで悪女を応援してしまった。
0255文字
竈方祭り
新着
この作品では、被害男性のカラーコンタクトが印象的だ。彼は自分の目が青い理由を探し求める途中で殺害される。事件を追って、二人刑事は、札幌、小樽、室蘭、留萌へと走る。この場面は、昔、八戸から青森まで乗った列車から見た一面の雪景色だろう。事件の背景には、釧路湿原で行方不明になった刑事の弟、樺太から引き揚げてどん底から這い上がった女たち、それに女に買われる若い男がいる。前の作品でも感じたが、戦後の混乱期が出てくるので、どうしても松本清張作品と比べてしまう。私は好きだけど。
0255文字
竈方祭り
新着
高齢化社会と老人しか住んでいないマンモス団地を舞台にした殺人事件。主人公は、その団地で育った熱血の刑事に、幼馴染の女性投資家と介護施設職員の3人。被害者は3人が昔からよく知る介護施設のオーナー。捜査は幼馴染にかけられた容疑を晴らして真相に辿りつく。介護業界のブラックな面を浮き彫りにしているが、人的介護だけでなく技術でカバーできる未来が早く来ることを願う。40年前のある出来事の真相と事件の真相が結びつく。驚いた。
0255文字
竈方祭り
新着
数年前、正月番組でTV放映したものですよね、若くして亡くなったナスミを小泉今日子、姉は薬師丸ひろこ、妹はミムラだった。奔放な生き方をしてきたナスミが亡くなったが、彼女が生前、まわりの家族に与えた事柄が温かく描かれる。亡くなったナスミが見える叔母の片桐はいりにと小泉今日子のやりとりが目に浮かんでしまった。それと、あのぼたもち食べたかったなあ。
0255文字
竈方祭り
新着
死体発見の現在と東大卒の天才棋士の生い立ちが交互に描かれ、また佐野・石破刑事、上条と唐沢の人物描写がすぐれていて、一気に読んでしまった。私は、残念ながら、小学6年の時、将棋道場に通っている3歳下の親戚の子に、コテンパンに負けてから将棋を指したことがなく、一手の凄さがわからない。しかし、親の虐待と生活苦の中から今の地位を気付いた上条を応援している私がいる。日本の推理小説は、何があっても犯人が悪いとなるが、逃げきって欲しいと願って読んでしまった。
0255文字
竈方祭り
新着
昔、釧路から知床、網走、旭川のバス旅行をしたことがあり、道東と札幌の距離を実感したことがある。また八戸に降りたことはないが、青森へは東北新幹線で八戸乗換だった気がする。北国の曇った冬の空、荒れた海を思い出しながら、片桐警部補とともに事件を追った。私も同じで高齢になると昔を思い出し、不義理をした人々を思い出すものだ。なんとなく、松本清張作品を同じ空気が流れているように感じた。
0255文字

読んだ本
130

読んでる本
1

読みたい本
2

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/27(1184日経過)
記録初日
2021/10/02(1209日経過)
読んだ本
130冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
41332ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
118件(投稿率90.8%)
本棚
9棚
自己紹介

古稀を過ぎた本好きの男性。小学生のころから本を離したことがない。最近、題名だけでは読んだ本が分からない。読んだ本でも結末を覚えていないことが多い。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう