ネタバレ読了。金融世界のスキャンダルのノンフィクション小説。リマーン後にこの事件があった事を知らなかった。そして、その舞台の中心地が、東京であったことも。本文、後半の裁判でのやり取りを拝読していると、何とももどかしさを感じずにはいられない。物語を読み始めた時までは、何とも思わなかった主人公が、裁判では、生身の人間としての切実な想いが伝わってきた。Greed is Good.文中にあった文言で彼らにとって、仕事なのか?それとも、ゲームなのか? 私には、後者にしか見えなかった。実に愉しませて頂いた。ありがとう!感謝!