やりたい放題の主人公の自立を決意するまでの話。人のお金や設定された環境を使い果たすだけではなく、その先まで勝ち取っていくわがままさまで突き詰めるところは羨ましい。

自分を省みる本だった。一人で生きていく覚悟がないと誰かと生きてくことはできないなあと。

時代感と女性の生き方が相まってめちゃくちゃ良かった

ちゃんと戦略的で論理的に書かれてることがわかる本。ただその基準があんまり他の文章術の本では出てこないし、それを選ぶの？という点で稀有な本。

旅先に行く女性の転機についての話。停滞から動き出したり、変わろうとするタイミングについてかんがえさせられる。

終わり方が良かった。丁寧に設計されていてテーマのキャッチーさにいい意味で引きづられなかった。

初版以来の改訂版の再読。21世紀(佐藤郁哉『現代演劇のフィールドワーク』および文化芸術振興基本法施行)以降の日本の現代演劇を理解するには、やはり米屋さんの議論が最も的確。学術的議論はあえて書き込まれてないが、その基盤には現場実践のみならず、研究蓄積もある。

言ってることはよくある話だけど、内省と行動の相互作用、スモールステップによる継続を強調してる点は、いろんな人を見てきたからの知見として現実味があった。

傾向と対策として参考になった。

やりたい放題の主人公の自立を決意するまでの話。人のお金や設定された環境を使い果たすだけではなく、その先まで勝ち取っていくわがままさまで突き詰めるところは羨ましい。