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2024年10月の読書メーターまとめ

homhom2453
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感想・レビュー
11
ナイス
54ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

homhom2453
ネタバレどんな極限状態にあっても何かしらの娯楽はある、そしてどんな辛い状態も永遠に続く苦しみはない。ただ一方で強く心が持てなかった人、運がなかった人は最終的に病気で死んでしまったり殺されてしまったりと解放の日の目を見ることはできなかった。これを読了した時に「自分の今の辛さ(を感じるとき)はこれよりもまったくもってマシ」というペシミズム的な楽観なのか、「今の人生がとても幸せなものだと享受しよう」という幸福論的なもので受け取るべきなのかのアンビバレントな感想が生まれている。また折に触れて読みなおしてみる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
11

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ネタバレ・どんな論点についての命題であるのかを必ず手にすること ・論者が信頼されるには思慮、特、好意の3つが必要 ・説得推論には結論を導く前提として問題とされている事柄の特有の論点を心得ている必要があり、その何があるないを直接証明することと、論駁を主眼としている ・表現の優秀性は明瞭さ、適切さ、聞きなれない表現に現れる ・聞き手に自分には好意的な気持ちにさせて対立するものには悪意を持たせる ・弁論の要点を誇張、過小に見せるようにする ・聞き手に特定の感情を抱かせるようにする ・記憶を整理する
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ネタバレ・問いには背景がある ・問題は秩序が破られることによって発生する ・学べば学ぶほど問題は増える ・論理は考えないためにある ・自分の頭で考えるとは手や紙の上で考えて他人の考えを取り入れることにある 最近野矢茂樹先生の本を読む機会が増えている。実務上だと「自分の頭で考えろ」と言われる時はある程度自分の頭の中に何かしらの仮説がないとそもそも、という前提のズレがあるかもとは思ったが、やはりこの人は思考という行為に対して真正面から向き合っているので、何かしら読書を通じて得られるものがある。
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ネタバレ・思考の深化なくして言葉だけを成長させることはできない ・アウトプット→拡張→化学反応のサイクルで思考の深化と意見の成長を図る ・紙に書き出す、なぜ、それで、本当にを繰り返して、思考が迷子になった際には抽象度を上げて思考の目的に戻る ・時間、人称、事実、願望、感情の軸でグルーピングする ・複眼思考で自分の思考の偏りから解放させる ・自分との会議時間は午前中に、事務作業は夜に ・「断定する」ことによってリーダーシップの旗を作る ・専門用語や自分の理解しない言葉は理解するまで使わない
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ネタバレ・データの解釈の目的は重要な関係性とバックグラウンドの変動生徒を区別することである ・オッズ比は一般的な情報伝達には不向き ・数や内容の肯定的否定的なフレーミングはアンケート結果に影響を及ぼす ・相関関係は必ずしも因果関係をあらわさない ・関連しない2つの相関関係の共通因子→交絡因子 ・因果関係の基準は直接的証拠と機械論的証拠、並列的証拠がある ・人間は変化があると介入のせいにしたがる ・アルゴリズムを複雑にしすぎるとシグナルよりノイズに適合し始める
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ネタバレ私が一番好きなパン屋はこの365日なのだが、そのオーナーの杉窪さんが書いた本。「目的のために必要なことを一つ一つ案段している」「広く深く知識をつけるためにあらゆるジャンルの知識を増やして後は専門的知識のある人との対話で深い知識を引き出す」など、パンだけではなくてどのジャンルで働いているビジネスマンにも本質的な考え方も記載されている。
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ネタバレ・大腸は平均16時間で残りの食べ物を消化し、水分と円分のバランスを調節する ・大腸全体が空になってから再び便がたまるまでは3日かかる ・過敏性腸症候群の患者は不安や鬱になることが多い ・すべての臭いは微生物由来 ・プロバイオティクスは毎日飲まないとすぐに腸から姿を消してしまう ・病気の治療で大事なことはメリットが多い選択をすること 自分自身過敏性腸症候群なので一度読んでみた。なるほど目から鱗な情報が多く、腸とメンタルの相関はもう少し他の書籍も含めて見てみようと思った。IBSの治療を頑張らねば。
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ネタバレ・リッチになることは「何をするか・誰とするか・いつするか」を理解することだ ・富、人間関係、知識は複利で増える ・所有権を持たないと線形的な稼ぎで時間を切り売りしないといけない ・本当の履歴書は経験したすべての苦しみを並べたものである ・努力は過大評価されており、判断は過小評価されている ・本当に賢い人は子供にも説明できる。それができないのはわかっていない証拠 ・最低でも週に1回は考え事だけする時間を作る ・科学、数学、哲学を1日1時間読み続けられれば7年以内に人間の成功の階段を上り詰めることができる
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ネタバレどんな極限状態にあっても何かしらの娯楽はある、そしてどんな辛い状態も永遠に続く苦しみはない。ただ一方で強く心が持てなかった人、運がなかった人は最終的に病気で死んでしまったり殺されてしまったりと解放の日の目を見ることはできなかった。これを読了した時に「自分の今の辛さ(を感じるとき)はこれよりもまったくもってマシ」というペシミズム的な楽観なのか、「今の人生がとても幸せなものだと享受しよう」という幸福論的なもので受け取るべきなのかのアンビバレントな感想が生まれている。また折に触れて読みなおしてみる。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ・桂離宮をタウトは「関係の様式」と表現した ・モダンな王朝文化である桂離宮とキッチュな武家文化である伊勢神宮 ・フランクロイドライトは浮世絵から建築空間の奥行きを学んだのではないか ・日本建築の空間の自由と工業的脱色がモダニズム建築の基となったのでは ・21世紀の大きくなりすぎた建築に対しては大きいものと小さいものを繋ぐ中間的な装置(障子や畳など)が必要ではないか 昨今隈研吾の建築物の批評が多い中で「メンテナンス性」があげられる。数寄屋的な表現を好む同氏はあくまでも見た目のこだわりが第一な印象を受けた。
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数学を最近再度学ばないといけないという危機感に襲われている。というのもやはり私立文系学部出身者と理系の学生間であからさまに社会人になってからの思考力の深さやロジックの段取りに差があることを思い知らされる。抽象的なものを一般化する上での思考ルートがやはり数学ができる人の方が早いし納得感があるなと思わされる。ナヴァルラヴィカントも数学の重要性を説いていたが、遠回りかもしれないけれども来年末までは一定数学に取り組む時間は増やしていこうと思っている(もちろん数学を学べば万事解決とは思っていないが)。
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homhom2453
ネタバレ・自分の感覚がズレている理由・本質を考えることでオリジナリティにたどり着くことができる  ・「蓋然性」は100%役に立たない(なぜなら変化するから) ・情報(知識)は指数関数的に増えていく ・個性=持論の特徴性×知識・情報量  「持論」を持つには(ないしはその意見を強く持つ)どうすればいいか、という問いに対して橋本さんのスタンスを記している。ある程度のレベルの本になるとやはり知識は指数関数的であることは何かしらの表現で書いてあるし、その思考の幅と深さをもって持論を形成することになるのであろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/05/15(923日経過)
記録初日
2022/05/01(937日経過)
読んだ本
273冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
81900ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
128件(投稿率46.9%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

金融界隈に生息しています。
日々の読書記録用に。

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