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2025年1月の読書メーターまとめ

佐藤ゅ
読んだ本
7
読んだページ
1937ページ
感想・レビュー
7
ナイス
223ナイス

2025年1月に読んだ本
7

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • まふ

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

佐藤ゅ
文盲の間ハンナはどんなにか自分で本を読みたかったことだろう。そして文字を学んでからはどんなにかミヒャエルからの手紙を読みたくて待っていた事だろう。それなのにミヒャエルはカセットテープだけを送り続けた。1文で良かったのに。それだけでハンナはどれほど喜んだか私には想像出来る。そして最後の面会の時ハンナが重い罪を背負ってまでも隠し通して来たことを何事も無かったように話しかけた。君が字を読めるようになって、とても嬉しかったし感心したよ。と。この瞬間ハンナは絶望したのだ。結局誰にも私の苦しみは理解できないのだと。↓
佐藤ゅ
2025/01/29 16:38

いくら文字を学んだからといって文盲だった事実は消えない。ハンナが歩んできた不利益な人生。悲しすぎる結末。25年振りに再読して、やっと自分なりの解釈が出来ました。読み終えて思うのは、読み書きが出来て自由に本が読める環境に生きていることに感謝しなければということです。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
7

佐藤ゅ
文盲の間ハンナはどんなにか自分で本を読みたかったことだろう。そして文字を学んでからはどんなにかミヒャエルからの手紙を読みたくて待っていた事だろう。それなのにミヒャエルはカセットテープだけを送り続けた。1文で良かったのに。それだけでハンナはどれほど喜んだか私には想像出来る。そして最後の面会の時ハンナが重い罪を背負ってまでも隠し通して来たことを何事も無かったように話しかけた。君が字を読めるようになって、とても嬉しかったし感心したよ。と。この瞬間ハンナは絶望したのだ。結局誰にも私の苦しみは理解できないのだと。↓
佐藤ゅ
2025/01/29 16:38

いくら文字を学んだからといって文盲だった事実は消えない。ハンナが歩んできた不利益な人生。悲しすぎる結末。25年振りに再読して、やっと自分なりの解釈が出来ました。読み終えて思うのは、読み書きが出来て自由に本が読める環境に生きていることに感謝しなければということです。

が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
優しさと温かさにあふれて泡々と進んでいく物語なので、このまま静かに読み終えるのかと思っていたらラストシーンで不覚にも涙がでてしまった。やはり「出逢い」と「別れ」ものには弱かった!機関車先生に『本当の強さ』を教えてもらったのは子供たちだけではないでしょう。大人こそ読むべき1冊かと。それにしても「機関車先生」とはいいネーミングですね゙〜。修平や満が「先生」を付けずに「機関車」と呼んで会話してる場面は面白くて笑っちゃいました😊
が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
同時収録「男が目を閉じる時」が心に残った。遠い昔に何かで読んだ記憶があった。『男は目を開けてるもんだ。』人生を重ねてきて、本当だな、と思ったことが何度かある。女は目を閉じても男は目を開けてるんだなと。男が目を閉じる時、それは人生という旅が終わった時だったんだ…。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
私と伊集院先生には共通点が2つある。野球好きと競馬好き。(しかも武豊ファン)なのでこのエッセイは非常に面白かった。(競輪と麻雀は分からなかったけど)20年ほど前に書かれたものだが、30年前に書かれたものより冗談も多く、おおらかに語っていて読んでいて心地良かった。(これも歳月か)読了後、また読み始めてしまったほどお気に入りに。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
なるほど「ゼロ文字押し」の背景にはこういう事があったのか。それが『君のクイズ』というタイトルにつながるのかな。それにしても番組に演出があるかぎり、その演出から問題文を予想して答えてしまうのだから、真っさらな状態ではないよね〜。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
一昨年に亡くなられた著者の若かりし頃のエッセイ集。やさしい小説を書かれる方だと記憶していたので、ギャンブルはともかく、こんなに酒に病んでいたとはびっくり。(完全にアルコール依存症かと)でも、やはり合い間合い間に優しくて温かい語りがあり、それがやさしいほど温かいほど、著者の抱えている深い哀しみが浮かんできて、私も哀しくなった…。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤ゅ
「大義の末」このタイトルからして重く、もの哀しく、けっして楽しい読書になろう筈も無く、しかも私が手に取った文庫本は旧版で、学生帽をかぶった3人の少年が血染めの襷をかけていて、背景に日の丸の戦闘機が描かれている、なんとも恐ろしい絵の表紙だった。城山三郎が「この作品を書くために作家を志した」ほどに書き残しておかねばならなかった『大義』とは何なのか。哀しくやり切れない場面の多くを読み進め、主人公の苦悩にとても平穏ではいられず、それでも読まなければ、最後まで読まなければ、と思い思い、気力だけで読み切った感。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/10(984日経過)
記録初日
2022/06/10(984日経過)
読んだ本
285冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
95364ページ(1日平均96ページ)
感想・レビュー
106件(投稿率37.2%)
本棚
0棚
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