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2025年1月の読書メーターまとめ

鶯谷
読んだ本
11
読んだページ
4772ページ
感想・レビュー
7
ナイス
45ナイス

2025年1月に読んだ本
11

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鶯谷
我ながらよく最後まで読み切ったと思う。これから読む人は、巻頭の家系図を拡大コピーして手元に置きながら読むことをお薦めします。この本を読破すれば、たいていの難解な本は苦もなく読むことができるでしょう。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
7

鶯谷
オール読物は普段読まないいろんなジャンルの作家の作品を一気に読めるから面白い。有名作家の作品が必ずしも面白いとは限らず、よくこんなやっつけ原稿を世に出したなと業界の闇を感じることも。一方、名の知らない若手中堅作家の珠玉の作品に出会えると、やっぱ読書っていいなあと心から思える。そういう出会いを提供してくれるのが文芸誌の良さだよね。
鶯谷
男はつらいよの寅さんのキャラクターは、明らかに坊ちゃんの影響を受けたのでしょう。ここまで真っ直ぐで融通の利かない不器用な人間を主人公にするからこそ、世の中の理不尽さや組織人間のいやらしさを痛烈に批判できている。この作品を明治時代に1週間で書き上げたという漱石はやはり偉人です。
が「ナイス!」と言っています。
鶯谷
てっきりお気楽小説かと思い、4分の3くらい読み進めた時点で「ここで終わらせればいいのに、まだ続けるのか」と思ったが、ラスト4分の1が衝撃的な展開で、いっきに重厚な本になった。「大穴(ダイアナ)」は決して出オチではなく、いろいろ考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
鶯谷
「悪逆」にはまって黒川作品を読むようになったが、このシリーズは初めて。この「熔果」だけを読むと、2人の主人公(元刑事)の性格や行動パターンがほぼ同じで、ストーリーに特に意外性もなく、シリーズ物ならではのまんねりを感じた。
鶯谷
ネタバレ吉田修一はいろんな社会問題を1つの物語に詰め込みすぎるきらいがあり、「湖の女たち」はそれで大失敗したが、本作はぎりぎりバランスの取れた良作だと思いました。九州の孤島の古典的ミステリーが、戦後の上野駅にまで話が飛躍するとは思いませんでしたが、綾辻行人と松本清張を融合させた実験作としても秀逸でした。
が「ナイス!」と言っています。
鶯谷
我ながらよく最後まで読み切ったと思う。これから読む人は、巻頭の家系図を拡大コピーして手元に置きながら読むことをお薦めします。この本を読破すれば、たいていの難解な本は苦もなく読むことができるでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
鶯谷
ネタバレ爆弾テロの被害者遺族たちが、人生に絶望して自分たちで爆弾テロを企てる。という無理筋に、ある程度感情移入できないと楽しめない小説ですね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/13(990日経過)
記録初日
2022/06/13(990日経過)
読んだ本
95冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
37391ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
23件(投稿率24.2%)
本棚
0棚
性別
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