『星の王子さま』のイメージで手に取ったけど難しかった。途中で意味を見失ってしまって、２回ほど挫折した。今回は、なんとか通読！　『星の王子さま』って感覚的に書かれているのかと思ったけど、意外に理屈で固められているのかもしれない。本棚の片隅で眠っていた本が片付いたからひと安心なんだけど、あんまり意味は汲めなかった気がする。

前作の『自己喪失の体験』は興味深く読めたのに、翻訳者が変わったせいなのか状況がよく理解できない。非常に分かりにくいです。読み終えるまで辛かった。前作が面白かったから、すごく残念……。

掴みどころがなくて暗い内容なんだけど、ちゃんと興味が続いて読み通せた。むしろ面白かった。私が体験したことがないことを書いているから、表面的なことしか理解できないけど、必要以上に自我に振り回されて生きているのかもしれない。思考との距離感を考えわせられる。考えても仕方ないから、瞑想なんだろうな。

『星の王子さま』のイメージで手に取ったけど難しかった。途中で意味を見失ってしまって、２回ほど挫折した。今回は、なんとか通読！　『星の王子さま』って感覚的に書かれているのかと思ったけど、意外に理屈で固められているのかもしれない。本棚の片隅で眠っていた本が片付いたからひと安心なんだけど、あんまり意味は汲めなかった気がする。

圧力鍋や土鍋で炊くごはんの方がおいしいし、時間も掛からないって知っても、習慣で炊飯器を使い続けてしまう。節電って難しい。白米にネギとバターを乗せただけのどんぶりのレシピを見たときは、本のチョイスを間違えたかなと思ったけど、そのあとは意外においしそうなレシピ本になっていた。むしろ健康的なレシピがたくさん！　いざというときのために、どこまで用意しておくべきか試行錯誤してます。

『自己の変容』で、切実な雰囲気でインタビューしているアラン・ノーデと比べると、インタビュアーが学問的にやりとりしている感じ。少しずつクリシュナムルティの核心に切り込んでいくような感じがしたけど、堂々巡りしているようでもあった。少しずつではなく、思考を介さずに、即、すべてを見るという難しさ。漠然と読むとインタビュアーもクリシュナムルティと似た表現をするから、どっちの発言なのか分からなくなるところもある。言葉を尽くしてくれてるけど、理解しきれなくて歯がゆい。個人的には『自己の変容』の方が読みやすいかな。

久しぶりの再読。クリシュナムルティの哲学が難解で、手に取るように分かるわけではないから、すっかり忘れていた。インタヴュアーがなりふり構わない感じで切り込んでいくのが面白い。普通はここまで突っ込んでいかずに、体裁を取り繕っちゃうんだろうな。絶版だけど面白いです。

マニアックな宗教の本みたいに感じられる表紙なんだけど、読み出すと普遍的な道徳っぽくもある。クリシュナムルティは数冊目なので、哲学部分を掘り起こすように読んだ。「瞑想」って言葉を使ってもいいし、真理や智恵って言葉を当てても良さそうな内容だった。あるいは、無心とか、仏教の「空」についてなのかな。瞑想のハウツー本ではないのは確かなんだけど、テーマに奥行きがありすぎて掴みどころがない。あとがきはバイアスかけ過ぎて、内容から離れてしまった感じがする。

現世利益を追求する成功哲学の本。なんとなく気落ちしてるときに一読したら、劇的に明るいものを感じたんだけど、再読したら前向きでい続けることに微かな疲れも感じる。拡大し続けることは難しいし、プラスにもマイナスにも振らないゼロ地点くらいが自分には居心地がいいのかもしれない。ほっといたらマイナス思考になりがちだから、プラス思考のシャワーを浴びて中和した感じ。読んだけど、読んだだけで実践してないから評価できないな。