ネタバレこれまでの東野作品の中でも沢山SF・ファンタジーがあったが、今回はあまりにも壮大でスケールがでかすぎる内容でイマジネーションをフルに活用して読んだとても面白い作品。次から次へと困難が立ちはだかり衝撃を受けてばかりだったが、山西さんが奥さんを安楽死させる決断をする場面が一番衝撃を受けた。他の登場人物たちと一緒に悲嘆の声を出してしまった。ラストはどうなるのか最後までわからずハラハラドキドキの連続だった。映画になるなら誰がこの役かな？と考えながら読んで楽しかった。でもおデブの太一君に合う俳優さんが思いつかない。

ネタバレ感動した（涙）。穣治の留守電に入れた望のメッセージに泣けた。最初は、上手く復讐を遂げてほしいとハラハラドキドキしながら読んでいたけど、最後は望の思いが届いて結果的に良かった。２人が病院の正面玄関で抱き合うシーンは涙が止まらなかった。夕紀と西園も誤解が解けてハッピーエンドだね。