読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

JIN
読んだ本
4
読んだページ
1489ページ
感想・レビュー
4
ナイス
86ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

JIN
ネタバレトリックが面白すぎて一気読みしてしまった。こんな形で密室を作り出すのは天才。三重構造なんて思いもしなかった。主人公が由梨江を見る目ががなんかキモくて嫌だったけれど、由梨江の美貌を強調する効果を出すためだったのかもなあと思う。動機も納得いくものだったし、最後は前向きに終わったのもよかった。本当に演劇を見たあとのような気持ちになった。誰も死なない推理小説はあまり読まないジャンルなので、他にもあったら読んでみたいと思った。 途中登場人物たちの会話に稚拙な推理小説に対する皮肉が入っていたのも何だか面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

JIN
ネタバレ動機や思惑が交差する話だった。頼子の自殺(宗彦、三田、永島による殺人)、宗彦・三田の死亡(永島による殺人)、青江の死亡(永島による殺人)、と永島は4人も殺してしまっている。実は永島を殺人を繰り返さざるを得ないドツボに嵌めたのは母親(頼子)を殺された車椅子の一人娘(佳織)で、復讐のために裏で手を引いていた、という顛末。永島の動機は遺産相続と口封じ、宗彦・三田の動機は離婚を言い渡されたことから、というものだった。正直ピエロの目のとこは読んでてなんだかウンザリした。頼子の自殺の鏡トリックは驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
JIN
ネタバレ犯人がある程度誰か分かっていて、協力者も恐らくは分かった上で先が気になる展開を作るのが本当に上手いなと思った。どうか犯人捕まるな!ってずっと思いながら読んでた。それぞれがお互いのことを大事に思って行動しているのが伝わるので、そんな人達が突然大事な人を奪われて復讐に走るのは心が痛い。結局皆自白しちゃうのも善良の表れだと思う。 容疑者Xの献身の出来事について湯川が触れてたのは胸が熱くなった。湯川が色々な事件に触れて(草薙はアメリカに行ったからだと言っていたけれど)人間味のある人物になっているのが良かった。
が「ナイス!」と言っています。
JIN
ネタバレデビュー作だからか、東野圭吾にしてはわかりやすい伏線ばかりだった。妻がなにかしてるのは明らかだったし、矢のサイズが何かに関わりそうな感じありありだった。とはいえトリックが見破れたわけじゃないけど。あと、どうしても手袋からマニキュアが検出されたのが気になった。イベント事のためにマニキュアするなら前日の夜とかに塗るし液残りとか有り得ないと感じたので。動機もオナニー見られたとかだったけど、合宿で布団も被らず派手にオナニーする女がオナニー覗かれたから自殺する!って病むのは少し違和感。
が「ナイス!」と言っています。
JIN
ネタバレトリックが面白すぎて一気読みしてしまった。こんな形で密室を作り出すのは天才。三重構造なんて思いもしなかった。主人公が由梨江を見る目ががなんかキモくて嫌だったけれど、由梨江の美貌を強調する効果を出すためだったのかもなあと思う。動機も納得いくものだったし、最後は前向きに終わったのもよかった。本当に演劇を見たあとのような気持ちになった。誰も死なない推理小説はあまり読まないジャンルなので、他にもあったら読んでみたいと思った。 途中登場人物たちの会話に稚拙な推理小説に対する皮肉が入っていたのも何だか面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/10(628日経過)
記録初日
2022/10/09(629日経過)
読んだ本
117冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
37984ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
114件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう