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2025年2月の読書メーターまとめ

ねこやなぎ
読んだ本
11
読んだページ
3469ページ
感想・レビュー
11
ナイス
148ナイス

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2025年2月に読んだ本
11

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ねこやなぎ
『まいまいつぶろ』がよかったので、本作も読みました。 今回も、家重と忠光の仲良しぶりがよかった。(^^) 忠光の妻・志乃と、その友人・多江のエピソードが切なかったです。夫のお役目のためとはいえ、志乃は辛いことが多かったでしょうね。 タイトルほど御庭番である万里は目立っていなかった気もしましたが、本作も面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
11

ねこやなぎ
ネタバレ筋トレとドーピング疑惑というテーマが斬新でした。 記者の松村の尿採取の場面は「そんなアホな。」というご都合展開でしたが、全体的にユルフワ~ッと進む物語でしたので、まぁ許容できました。 しかし、大峰はいくら冤罪でもこの時世、芸能活動を継続するのは無理なのでは。(服役してしまっているし。) ページ数が少なく、内容・文章共に軽かったので、サラッと読めてよかったです。 巻末の江戸川乱歩賞の選評が面白かったです。
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ねこやなぎ
表紙のライオンがかわいい。 立ち食いそばを利用したことはありませんが、駅等で漂ってくる出汁の香りっていいですね。 よく通る地域のお店が何軒か紹介されていて、親近感が湧きました。山口良一さんの章が面白かったです。「まずいのも新しい発見になってるわけですよ。良くても悪くても、「やられたな」っていうのがあればいいんだよね。」とおっしゃっていたのに共感しました。たま~にそういうのに遭遇すると、ちょっとおもろくて、人に話したくなります。(^^) 関係ないのですが、ちょこちょこ慣用句の誤用があったのが気になりました。
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ねこやなぎ
ネタバレとてもよかったです。 春の桜や秋の紅葉で姿を変える瀬田山の風景が目に浮かぶようでした。 赤ちゃんの頃に誘拐され山中で生きてきた遊の、ストレートな物言いも態度も不快に感じませんでした。 それはやはり、遊は確かに人里での礼儀には欠けているけれど、こどもや老人には優しく、家族への親愛の情もきちんと持ち合わせた善良な人間だと思えたから。 人物の描写が上手だなと感じました。 斉道との別れや、遊のその後の人生が切なくてもどかしかったですが、とてもとても美しくて温かい物語でした。 オススメです。
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ねこやなぎ
ネタバレ各章の登場人物達がろくでもない。『花粉症のブランケット・キャット』の紀夫と有希枝が不妊の寂しさを猫で紛らわせようというのはどうかと思いましたが、まだマシ。 『助手席に座る~』の横領犯のたえ子・『尻尾のない~』のいじめ主犯のコウジ・『身代わりの~』の介護に対する認識が甘すぎるヒロミ・『我が家の夢の~』のリストラ親父とワガママ娘は、どれも自己中心的で犠牲者・被害者面しているのが嫌でした。猫を登場させればいいってものじゃない。 個人的には、人間達より外猫になってしまった『旅に出た~』のタビーの今後が心配でした。
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ねこやなぎ
柳さんの『ジョーカー・ゲーム』が好きで、同時代の物語なので読みました。 特高はホントにクソだな。 『矜持』の最後、クロサキと三木清(実在の人物なのですね!)のフランス語での会話がカッコよかったです。 インテリに憧れますが、作中の「地上を支配しているのは、(中略)ある種の凡庸さだ。」で、あぁ、三木清みたいなインテリも多数の凡庸に駆逐されてしまうのね・・・と、冷え冷えとした心境でした。 比較的ほのぼのとしていた『雲雀』がよかったです。
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ねこやなぎ
とてもよかったです。表紙も美しくて素敵。 淡々とした空気感ながら、まどかの狂おしい感情が渦巻いていて、『しろがねの葉』以降の作品では、久しぶりに千早さんらしくていちばん好きです。千早さんの幼少期のアフリカでの生活も反映されているのかな。ローデシアン・リッジバックを検索してしまいました。こんなのが近所のドーベルマンに襲いかかっている場面に遭遇したら、衝撃的ですね。私のこどもの頃の飼い犬は雑種でしたが、大きくて家族には優しかったですが、自由で時おり野生を醸し出す犬で、虎みたいだったなぁ・・・。しみじみ。
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ねこやなぎ
小学5年生で『真田太平記』を読破した今村さんが選んだ7編。 山本周五郎さん『忍緒』:松子(小松殿)の強さと賢さがよく、7編の中ではいちばん好きです。 山田風太郎さん『忍法「くノ一化粧」』:山田風太郎作品初読みですが、今村さんがこれまで語っておられたとおり、奇想天外な物語でした。作中でフツーに「女性ホルモン」とか書いてしまうところで、「これが噂の山田節か。」と笑ってしまいました。 池波正太郎さん『信濃大名記』:太平の世になってからも違った闘いが待っている信之の物語。本作の小松も素敵でした。
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ねこやなぎ
DI犬の活動を軸に、凪川遥と武智詩織の出会いと関わりが描かれています。 概ねよかったのですが、2人共精神疾患に対応する施設も併設した病院で働く看護師なため、担当する患者にハードな人物が多いうえに、本人達の環境も重いので、盛りだくさん過ぎてちょっとお腹いっぱいになりました。 スピカの、たまに見せるしっぽや体の動きがかわいかったです。 アニマルセラピーとは違う、スピカのような活動をする動物がいるということを知れてよかったです。
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ねこやなぎ
ちびちび読み進めている異形シリーズです。 印象に残った作品は、以下。 三川祐さん『海と雨と『理解者』』:女性ではなく、男性の正体が・・・という意外性がよかったです。 冲方丁さん『まあこ』: リアルな人形は怖いので嫌いです。 大槻ケンヂさん『アイドル』:異形シリーズで何作か書いていらっしゃいますが、今作がシリーズ初登場のようで、読めてよかったです。 他、早見裕司さん『余所の人』・速瀬れいさん『時の通い路』・朝松健さん『木曾の褥』・加門七海さん『墨円』。
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ねこやなぎ
馬に魅入られ職場の金を横領した女の、実話を基にした物語。 透明感のある世界の中、淡々と物語は進みます。 かなりの金額を横領するわりに、色々サラッとし過ぎ・・・。 面白かったですが、周囲の人間の誰でもなく、路上でたまたま出会った馬とだけ心が通ったと感じる優子の孤独感がもうひとつ足りない印象でした。
が「ナイス!」と言っています。
ねこやなぎ
『まいまいつぶろ』がよかったので、本作も読みました。 今回も、家重と忠光の仲良しぶりがよかった。(^^) 忠光の妻・志乃と、その友人・多江のエピソードが切なかったです。夫のお役目のためとはいえ、志乃は辛いことが多かったでしょうね。 タイトルほど御庭番である万里は目立っていなかった気もしましたが、本作も面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/25(889日経過)
記録初日
2020/12/30(1553日経過)
読んだ本
631冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
212775ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
431件(投稿率68.3%)
本棚
0棚
自己紹介

直木賞・芥川賞・本屋大賞・このミス等の受賞作や候補作等、有名どころを中心に読んでいるミーハーです。(^^;)
図書館派なので、予約の順番が回ってくるまで半年以上、話題の本を読めないこともしばしば。
読メの皆さんの読書履歴を参考にさせていただき、色々な作家さんの作品を読んでいきたいです。

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