篠原泰之進、伊東甲子太郎派で、けっこう強くて、穏やかで、それでそれで、と自分の中の人物像を思い出しながら読んでいた。 こっち側からの話はあまり読んだことがないので面白かった。一番好きな斎藤一が結構出てきて嬉しかったし、最後にも出てきたのがまた嬉しかった。この斎藤一、なんか爽やかだな〜。好きだな(って、篠原泰之進よりも斎藤一が印象に残ってしまった)

高杉晋作に限った話ではないけれど、病気になっていなければ、もっと生きていれば、っていう人が多すぎる。前作を読んでいたときから、長州に対する見方が大分変わったけど、これを読み終えてまた変わった。吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、もっともっと知りたい

久坂玄瑞。もっともっと知りたくなった。高杉晋作は、前作のときは、なんかイメージ違うな、だったけど、今作は途中から自分の中のイメージの高杉晋作になってきた。長州にはあまりいいイメージを持っていなかったけど、読み終えてかなり変わった。

落ち着いてるイメージな吉田松陰。そんなことはまったくなく、只々あつい人。国を救いたい、その一心でこんなに悩み、考え、実行して、って普通出来ないよな。

好きなときに好きなところへ行けることほど、幸せなことはない。これに激しく同意したり、読み終えて暫くぼーっとしてしまったり。とにかく切なかった。

篠原泰之進、伊東甲子太郎派で、けっこう強くて、穏やかで、それでそれで、と自分の中の人物像を思い出しながら読んでいた。 こっち側からの話はあまり読んだことがないので面白かった。一番好きな斎藤一が結構出てきて嬉しかったし、最後にも出てきたのがまた嬉しかった。この斎藤一、なんか爽やかだな〜。好きだな(って、篠原泰之進よりも斎藤一が印象に残ってしまった)

寺田屋でお風呂に入っているときに、は新選組の小説でもよく出てきていたので、そこでお龍さんを知っていたぐらい。でも読みやすいし、すごく惹き込まれた。龍馬が生きていた頃も、亡くなったあとも辛いよなぁ。辛すぎるよなぁ。と何度も読みながら涙が出た。 特に物語終盤は読んでいて辛かった。