嫌な未来を見せつけられた。過去を変える事なんてできないと思ってた。でも、できている事を知っていた。前王朝の史書を焼き現王朝によって作成された文章など、事実とは程遠い事を書かれている事が有るという事を。天安門事件など、中国国内では、無かった事にしている途中ではないか。近視眼的に見ていてはいけないのだと。個々人を対象とした監視社会がどれだけ危険な物を産みえるのか、独裁政権と組み合わせるとどうなるのか。現状を変化させる事は不可能だと刷り込んでしまえば支配は簡単なのだと。

1984年の後に読んだので、規制の緩い管理社会だな、と感じてしまったが、書物を禁止された世界は狂気に満ちた世界に違いない。所長の魂は報われたのだろうか？いとも簡単に引用をできるところなどをみると、何度も読んで内容を完全に理解していた事だろう。 「焚書官で在るが故に禁制たる書物を手にすることができ、思考することができる者を危険に導く」なんて嫌な世界だろうか。

もっと馬鹿に突き抜けないと下品なだけだね

嫌な未来を見せつけられた。過去を変える事なんてできないと思ってた。でも、できている事を知っていた。前王朝の史書を焼き現王朝によって作成された文章など、事実とは程遠い事を書かれている事が有るという事を。天安門事件など、中国国内では、無かった事にしている途中ではないか。近視眼的に見ていてはいけないのだと。個々人を対象とした監視社会がどれだけ危険な物を産みえるのか、独裁政権と組み合わせるとどうなるのか。現状を変化させる事は不可能だと刷り込んでしまえば支配は簡単なのだと。

ゼントラーディ、ガニメデで発見、ナンバーズエリート、 他にも色々な要素が散りばめられている 徹底したDNA管理下の世界の話 人類の存亡をかけた戦いなのだが話の本筋からは外れるので描写は少なめ 同位体という同一DNAによる別個体というギミックを生かしきれてないね ビルギスのレティとガニメデの同位体を通信で対峙させれば話により深みを与えられたであろうに 何物ににも染まらない「ホワイト」の可能性と言うよりは、ミカという個体の能力が結末に繋がったようにしか思えない

なんか、ページ数少なくないか？連載小説２ヶ月分にも満たない感覚　電子だから実際の厚さわからないけど 話としてはお嬢にフラグが立った感が有るのと 夏川が本心を見失い恋愛的には渉に距離をとらせる言葉をこぼした なろう系ってＷｅｂ発作品の蔑称だと思っているのですが？

佐倉君も死者だったという事はなかったか あの娘が死者であろう事は言葉の端々からこぼれ過ぎていたから。 河原の少年が他の死神に佐倉の想いを伝えていられればいいな

昨今のSNSを見ると本名丸出し更には顔写真まで公開してる人が増えてる増えてる 何故なのだろうか？ 今作はSNSでの炎上で蛇行する人生を送っている大山正紀の物語 時・場所を無秩序なれど作為的に並べられたエピソードを与えられるにつれ組みあがっていくパズルで有りながら一つのエピソードで組み直さなくてはならなくなるわくわく感 面白い物語から「ヒト」という獣の愚かしさを突き付けられてくる 「ヒト」とは違う分類の生物に進化しなければ解決しないのでは、とも思う

厨二が厨二な事を厨二だと理解しながら全力で厨二する話 エンターテイメントとしてはかなり良い作品だね 次巻を読むのが楽しみ