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2024年11月の読書メーターまとめ

hkamiya
読んだ本
3
読んだページ
750ページ
感想・レビュー
3
ナイス
12ナイス

2024年11月に読んだ本
3

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hkamiya
拉致され、終わりの見えない監禁生活の中で未来を考えると絶望してしまう。ならば決して損なわれないそれぞれの過去を考え、記し、朗読する。人質たちが何とか精神のバランスを保つために始めたのだろう朗読会の背景が切ない。 8つ(+1つ)のエピソードがどれも秀逸でそれぞれに世界観を確立しているのでオムニバスドラマにでもなりそう、と思っていたら既にWOWOWで映像化されていたのを解説で知った。 自分の形見となるような物語を果たして私は持っているだろうか…
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

hkamiya
デビュー作を含む最初期の短編集。全編を通して不穏な空気を感じるのは「死」が常に近くにあるからだろうか。 「完璧な病室」と「ダイヴィング・プール」で孤児院が共通して出てくるのも気になった。 目を背けたいものの蓋をわざわざ開けて残酷なまでに細かく描写してみせるのが小川洋子さんの文体の特徴の一つで何度も喰らってきたが、後半の赤ん坊への虐待の描写はさすがに拒否反応を起こしてしまった。主人公が罪の意識を感じていないことにも絶望を感じて個人的にはあまり良い読後感ではなかった。
が「ナイス!」と言っています。
hkamiya
この本が原作の映画を見たので読んでみました。コーダはみんな普通に手話ができると思い込んでいたけれど家族との関係や環境によって当たり前だけど個人差がある。そんなこと一つ取ってもいかに偏見が多いかに気づかされました。 大さんは昔ろう者の母を傷つけたことへの罪滅ぼしをしたいとしきりに言うけれど、昔も今もお母さん思いの優しいひとだと思います。
が「ナイス!」と言っています。
hkamiya
拉致され、終わりの見えない監禁生活の中で未来を考えると絶望してしまう。ならば決して損なわれないそれぞれの過去を考え、記し、朗読する。人質たちが何とか精神のバランスを保つために始めたのだろう朗読会の背景が切ない。 8つ(+1つ)のエピソードがどれも秀逸でそれぞれに世界観を確立しているのでオムニバスドラマにでもなりそう、と思っていたら既にWOWOWで映像化されていたのを解説で知った。 自分の形見となるような物語を果たして私は持っているだろうか…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/01(718日経過)
記録初日
2022/12/23(727日経過)
読んだ本
53冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
16201ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
44件(投稿率83.0%)
本棚
0棚
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