面白かったです！半分くらいまで、なかなか読むスピードが上がらず苦戦しましたが、それ以降は事件への推理が進んで、一気読みでした。一流大学の博士号を持つ沢村依里子。大学に残り研究を続けたかったが、事情があって大学から去り、警察官となります。博士号を持つ女性警官という異色の依里子。警察組織の矛盾と闘いながら、やがて未解決事件を解決に導いていきます。北海道警察と、私の地元でしたから、物語が、より身近に感じられ良かったです。

タイトルに惹かれて選んだ１冊です。タイトル通り、京都に住む女子大生の恋のお話し。４年生の七夕の日に出会った彼は数学の研究に余念のない、冴えない風貌の学生でした。でも、真っ逆さまに恋に落ちちゃったんです。もがきながら愛をはぐくんでいく様子が良かった！一緒に行った卒業旅行も良かった。新しい出発を応援したいし、恋が成就することを願っています。

京都出身というと羨望の目で見られがちですが、水樹の実家は貧しい団地暮らし。母は内職で家計を助けています。団地時代の幼馴染の男の子の事を気になりつつも消息が途絶えて行方知れず。京都を離れ、東京でデザイナーとして働く水樹は高校の同級生から当時の担任の先生が重病との知らせを聞き京都に戻ります。仕事に行き詰まり不安な中、自らの手で新たなスタートを切ろうとする様子が良かったです。登場人物、皆、優しいんですよ。そんな絆にも感動でした。

少し前に読み終わった昨日のオレンジと同じ作家さんの本です。予想通り、こころ温まる内容でした。小さな法律事務所に持ち込まれる依頼案件。誠実に対応する様子が好ましく感じました。弁護士の吉川と事務員はシングルマザーの涼子。二人の関係も微笑ましいですし、涼子の息子の良平も、物語のカギとなって面白かったです。

面白かったです！半分くらいまで、なかなか読むスピードが上がらず苦戦しましたが、それ以降は事件への推理が進んで、一気読みでした。一流大学の博士号を持つ沢村依里子。大学に残り研究を続けたかったが、事情があって大学から去り、警察官となります。博士号を持つ女性警官という異色の依里子。警察組織の矛盾と闘いながら、やがて未解決事件を解決に導いていきます。北海道警察と、私の地元でしたから、物語が、より身近に感じられ良かったです。

うーーーむ、なんだかよく分からずに読み終わりました。というか、内容がよく理解できない部分が多くて、斜め読みしてしまったので余計に分からず仕舞いに陥りました。切ないような、ちょっと怖いような、掴みどころに悩む１冊でした。ま・・・たまにはこういうのもアリですね。初読みの作家さんでした。