清瀬 灰二（ハイジ）、走ることに魅了された彼が寄せ集めの仲間を巻き込んで、たった１０人の素人集団なのに無謀にも箱根駅伝を目指すことに。蔵原 走（カケル）、走ることに才能がありながら高校時代、管理主義の理不尽な監督に納得できず思わず暴力をふるってしまい、以来、陸上は諦めることに。そんな二人が出会い、箱根への挑戦が現実味を帯びてきて・・・。箱根への情熱の強さに感動の１冊でした。

清瀬 灰二（ハイジ）、走ることに魅了された彼が寄せ集めの仲間を巻き込んで、たった１０人の素人集団なのに無謀にも箱根駅伝を目指すことに。蔵原 走（カケル）、走ることに才能がありながら高校時代、管理主義の理不尽な監督に納得できず思わず暴力をふるってしまい、以来、陸上は諦めることに。そんな二人が出会い、箱根への挑戦が現実味を帯びてきて・・・。箱根への情熱の強さに感動の１冊でした。

新しい生命に真摯に向き合い素晴らしいスタッフが揃う産婦人科病院。でも、現実はドロドロした人間模様が多すぎて、ちょっと飽きちゃったかな。最後はスッキリ終わって救われましたけど。

とある小児病棟のプレイルームでのお話しです。この本は２０２２年、図書館に予約していて、やっと手元に届きました。作者が瀬尾まい子さんということもあり期待値が大き過ぎて、ちょっと、不完全燃焼って感じです。面白かったけど もっと、強い感動を期待していたというか・・・。小三の男の子の入院中の心模様が切なかったです。やっと同年代のお友だちが入院してきたのに、たった3日で退院していって。でも、その子の置き土産が素敵でした。この作品の他に短編が二つ。じんわりよくて、ちょっと前向きになれるそんな三つの物語りでした。

本のタイトルから賑やかなオルゴール店かと思いきや、まるで静かなお店でした。どこにも小樽とは書いてないですが、 運河の描写だとか、ＪＲの廃線後の公園とか どこを取っても小樽を連想させますね。その人にぴったりの音楽を選んで オルゴールにしてくれるって素敵ですよね。幸せを運んでくれるオルゴール屋さんの ７つの物語り、良かったです。

これは本当に面白かった。久々にゲラゲラと笑いながら読んだ１冊です。お客様は神様と言われるが、クレームを言いにくるご常連も神さまＡ、神さまＢ、神さまＣまで同時に登場して天中殺な１日・・・。他の書店ともめるシーンでの 弊社と御社と 当社と貴社が ４つの単語がごちゃごちゃに入り混じってホント、笑えました。

渋谷の路地裏でひっそりと営業するセレクトショップ。店主が1人で切り盛りしています。ここの店主には不思議な魅力があって、洋服選びに的確なアドバイスをくれるんです。時と共に似合う洋服も変わってくる。洋服を選びながら女性は新しい生き方に向かっていくんですね。

小学校に併設されたコミュニティハウス。その奥にある図書室。司書見習の女の子とベテランと思しき司書さんがいます。司書さん「小町さゆり」さんといいますがベイマックスのように大きい。そして何故かいつも無心に羊毛フェルトに熱中しています。本の相談をすると的確なアドバイスをくれ、最後に頼んでいないジャンルの本が必ず1冊。そして本のオマケと言って羊毛フェルトを手渡されます。見当違いの1冊と思いながら、小町さんに選んでもらった本に寄って人生を切り開いていく利用者。ほのぼのしました。

数年前に読んで再読です。少し前にマカン・マランを読破し、内容が似ていたかもと気になって読み返しました。身長2ｍ超えのマッチョなオカマ、ゴンママ。昼間はジムで筋肉を鍛え、夜はスナックを営んでます。ゴンママの周りには高校生の男子から怪しい雰囲気の社長さんまで様々な人々が集まり、それぞれの人生を深堀りした物語。それぞれに味があって面白いです。みな、ゴンママの一言に救われた経緯が。筋肉好きの謎の美女ミレイさんのお話しが好きです。