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2024年6月の読書メーターまとめ

ハル
読んだ本
3
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1120ページ
感想・レビュー
3
ナイス
55ナイス

2024年6月に読んだ本
3

2024年6月のお気に入られ登録
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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ハル
生涯在野の日本の生物学,民俗学,博物学の嚆矢南方熊楠。自ら稼がず実家,弟からの仕送りで生計を立て真理を求め続ける。晩年は世界的な博物学者と評価されるが破天荒な私生活で息子は心の病で失う。彼は幸せだったのか?常に心に現れる早逝の友人は男色の対象なのか?色々な疑問が浮かぶ。天才と狂人は紙一重だ。作者岩井氏は野放図で型破りな男の心の中を幻聴,幻覚で表現しバランスをとった。凡人である自分でも共感を持って読むことが出来た。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
3

ハル
生涯在野の日本の生物学,民俗学,博物学の嚆矢南方熊楠。自ら稼がず実家,弟からの仕送りで生計を立て真理を求め続ける。晩年は世界的な博物学者と評価されるが破天荒な私生活で息子は心の病で失う。彼は幸せだったのか?常に心に現れる早逝の友人は男色の対象なのか?色々な疑問が浮かぶ。天才と狂人は紙一重だ。作者岩井氏は野放図で型破りな男の心の中を幻聴,幻覚で表現しバランスをとった。凡人である自分でも共感を持って読むことが出来た。
が「ナイス!」と言っています。
ハル
ネタバレ昨日の記憶が残らない記憶障害。そんな変な病気の少年を話のテーマにするなよ、と思ってたら全く同じ設定の女医が主人公のTVドラマが放映中。明日に記憶が残らない不安。明日のために今日のことを必死に日記に書き記す。今日を大事に生きる。小説とTVがシンクロして一気に読みとおした。ミステリー以上にフィクションな舞台で東野氏が新境地を見せてくれた。
が「ナイス!」と言っています。
ハル
今村翔吾氏最新作。元寇といえば神風が撃退、というのが昭和の歴史教育を受けた自分の認識。最近、史実が明らかになり鎌倉武士の博多湾、志賀島での決死の戦いを描いた解説書を目にする。この小説も今村氏が河野六郎通有の奮戦を描くかと思いきやフィクションも織り交ぜながら人が戦うことの悲しさや虚しさを描いてくれた。さらに河野通有の人類愛ともいえる戦い方は馬鹿馬鹿しくもあるがその矜持はすがすがしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/24(552日経過)
記録初日
2023/01/05(571日経過)
読んだ本
58冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
19644ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
43件(投稿率74.1%)
本棚
11棚
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