何故か勝手にゴシック小説だと勘違いして読んでいたのでずっとこれのどこが？と思いながらリズムに乗れずにいた。 サヴァナが舞台で頭に幽霊譚が浮かんでいたせいだろうか。 アメリカ独立戦争後にこんな事もあったのだと歴史の裏側を知れて面白かった。

他人と他者、自分と関わる人間は「他者」と位置づける章である男性が酒に酔うとパートナー女性に暴力を振るう・・・しらふの時に言い聞かせても効果はなく、それでも自分の演劇で欠かせない相手なので（役者だろうか・・・）悩んだ自身のエピソードがなんか中途半端だったのでその後どうなったのか気になる。思いっきりDV案件・・・ 一人暮らしの勧めも今や物価高では勧められてもできない若者も多いだろう。特に若い女性は安全な住居でないと難しい。内容が少し古く感じました。2011年刊行。