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2023年8月の読書メーターまとめ

ume
読んだ本
14
読んだページ
4783ページ
感想・レビュー
13
ナイス
212ナイス

2023年8月に読んだ本
14

2023年8月のお気に入り登録
1

  • コノリ

2023年8月のお気に入られ登録
2

  • たかし
  • コノリ

2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ume
★★★★☆ 本屋大賞受賞作 学生時代以降、辞書を手に取っていない。 辞書で言葉を探すのは好きだった。 ずっしりとした重みと、反してペラペラの紙をめくるのが好きだった。 一語調べるごとに頭が良くなった気がした。 その辞書が、並々ならぬ作業の結晶とは考えもしなかった。 改めて辞書を手に取りたくなる。
が「ナイス!」と言っています。

2023年8月の感想・レビュー一覧
13

ume
★★★★☆ 直木賞受賞作 「誰を愛し、誰に愛され、どう感謝されていたか」 死そのものではなく、生きていたときの輝く想いをもとに悼む。前半はその行いに理解ができず、入り込めないまま読み進めたが、徐々に主人公の揺るぎない姿に周りの薪野や奈儀のように、不信から段々と惹きつけられ、ただただ見守る気持ちになった。 同じ出来事でも、何事も感じない人もいれば、強く心の根に響いてしまう人もいる。主人公の感受性の強さに、何とも言えない痛みを覚えると共に、なんでもない「私」を覚えていてくれる「悼む人」の存在に安堵する。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★★★★☆ 再読。 初めて読んだのが20代半ばで、その時の感想は、昔の小説なのに読みやすかったことと、自身の青春時代にも友人と同じ人を好きになり、それぞれが後悔する行いをし、先生の抱える苦悩をわかった気がしていた。 改めて読んで感じたことは、先生が主人公へ行った最後のエゴイズムに、胸が痛くなった。 主人公はどのように受け止め、また、こころに秘めないといけないのか。 人のエゴは、美しく、儚く、酷く、醜く、愚かでもあり、それこそが「こころ」そのものだと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ume
ネタバレ★★★★★ 中央公論文芸賞・本屋大賞2位受賞作 「学習塾」をテーマに、教育とは何か、またビジネスとしてどのように成立させるのか、時代の変化と共に展開を楽しみながら見ていくことができた。 主観が変わっていく流れも、それぞれの心持ちに触れることができとても良かった。 「教育」の呪縛に恐ろしいほど情熱を注いだが故にバラバラとなる家族が、また「教育」によって引き寄せあう。 ひとりひとりの個性がしっかりと描かれて、最後には全員に愛着を感じた。 自身も狂おしいほどに情熱を注げるものに出会いたいという思いになる。
が「ナイス!」と言っています。
ume
ネタバレ★★★★☆ 自らの命を終わらすスイッチ。 読み始めから最後まで、一気に読んだ。 小暮の最期にはただただ涙が溢れた。 両親の、今回は守りたいという想いにも7年間の苦しみが伝わった。 新庄の、家族の前ではなく逮捕されてからの決意にも、家族への最後の最大の愛を感じた。 南の立場には驚いた。だからこその行動だったのか。 高宮にも、なんとか母との再会を果たしてほしかった。 その分しっかり生きていくと思えた母の覚悟が少しだけ救いか。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★☆☆☆☆ 芥川賞受賞作。 私が好みの世界観ではなかった。
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ume
★★★☆☆ 本屋大賞受賞作 音の世界を森と表現し、壮大な森を清らかに彷徨っている主人公が目に浮かぶ。 音の調律は難しい。更にそこに正しい音階だけではなく、ピアノに、ピアノを弾く人に、それぞれに合わせての調律があるとは。 ピアノの音色に触れるとき、これからは私も森を楽しみたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ume
ネタバレ★★★☆☆ 日本での話だと思い込んでいたので、場所にまず驚いた。 展開は空想の夢物語というところだが、ふんわりとした空気感で心地よく読み終えた。 いつの日かおにぎりが受け入れられますように。
が「ナイス!」と言っています。
ume
ネタバレ★★★★☆ 山本周五郎賞・本屋大賞受賞作 強大すぎる相手にどこまで逃げ切れるのか、そもそも何故こんなことが起きたのか、駆け抜けるように読んだ。 主人公パートは緊張の連続だった。 関わってきた人たちの信頼が、胸を熱くさせる。 全員見事に助かって、、ではなく不審死などが起きたことも、途方もなく大きな組織であったと感じられる。 本当に「大変よくできました」
が「ナイス!」と言っています。
ume
ネタバレ★★★☆☆ 自分を醜い存在と思い、道化を演じる気持ちに共感。 でも、そう、たまに道化を演じていることを見抜く人が現れる。全てを見透かされている気持ちになり、恐怖であり、ただ、安堵感もあったりする。 不安定な彼が透けて見えるところに惹かれ、手を差し伸べる人が多いのが、本来は醜い存在ではない証だと思う。 それが故、また彼を苦しめ道化にさせるのだが。。 その先の転落から乗り越えた物語を読んでみたかった。 心の奥の葛藤から作られた本なんだと身を正して読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★★★★★ 直木賞受賞作 物語が丁寧に描かれていて自分もそこにいるようにイメージできた。 美しい人は性別問わず人を魅了する。 終盤の視点が変わってからの流れも惹き込まれた。 現代も、他国で戦争が起きていても変わらず日常を過ごしている実態もあり、当時の戦時中とは思えない様子もとても現実的に感じた。 再読したい本。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★☆☆☆☆ 映画化されてる本だったので読んでみた。 どの話も大きく心に残るというものは感じられなかった。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★★★★★ 今まで読めずにいた本。 改めて、安室奈美恵さんの歌とダンスに対する強い意志を知ることができた。 アクターズスクールでマキノさんにスカウトされたのは知っていたが、歩き方で「この子はスターになる」と確信したのは最近初めて知った。 安室奈美恵さんのパフォーマンスは、どこで一時停止しても頭の先から指先まで美しく、天性の才能と、ひたすらな歌とダンスへの情熱と、努力が織りなすものだと思う。 文章から感じるお母さんの芯の強さは、安室奈美恵さんからも感じる強さととても似てると感じた。 永遠に憧れの人です。
が「ナイス!」と言っています。
ume
★★★★☆ 本屋大賞受賞作 学生時代以降、辞書を手に取っていない。 辞書で言葉を探すのは好きだった。 ずっしりとした重みと、反してペラペラの紙をめくるのが好きだった。 一語調べるごとに頭が良くなった気がした。 その辞書が、並々ならぬ作業の結晶とは考えもしなかった。 改めて辞書を手に取りたくなる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/13(416日経過)
記録初日
2023/07/04(456日経過)
読んだ本
178冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
52395ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
164件(投稿率92.1%)
本棚
11棚
自己紹介

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鉄道員
小さいおうち
アルジャーノンに花束を
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