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ナナ
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ある日突然殴られ、誘拐された女。狭い檻に閉じ込められ、寝ることも立つこともできなくなった彼女は、なんとかして脱出するが……。 誘拐からの脱出は単なる始まりでしかなく、そこからジェットコースターのような二転三転が待っている。一人の女の印象がここまで変わってしまう小説もそうそうない。
0255文字
ナナ
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孤島に閉じ込められた一同。そこで殺人事件が発生した。だが犯人から、「犯行を暴いてはならない」という奇妙な十戒が突きつけられる━━。 孤島だが携帯が普通に通じる状況で、どうクローズドサークルを実現するのかが面白かった。犯人の行動がやや計画的すぎる感はあるが、エンタメとしては面白い。
0255文字
ナナ
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火星を模した空間に連れてこられた、身寄りのない九人の男女。ヒントはほぼなく、助けは来ない。命がけのゲームが始まる……。 デスゲームものは数あれど、ひっかけのいやらしさと展開のスピーディーさで確実に上位にくる作品。厚い本だが、読み始めると最後まで一気に駆け抜けてしまうことうけ合い。
0255文字
ナナ
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読んでいない本があるのは悪いこと──そう談じられがちな社会に待ったをつきつける、異色の啓発書。 読まない本の曖昧さを追求せず、むしろ自己実現の場にしていこうという主張は新鮮で、こういう見方もあるのかと驚いた。作者本人に読んでいない本の感想を述べる章はブラックユーモアがきいている。
0255文字
ナナ
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謎の施療院に集められた少女たち。殺人を依頼された医者。不味そうに食べるのになぜかレストランに通い続ける男……謎と不思議がたちこめる、怪しげなミステリー短編集。 どの話にもぴりっと毒がきいていて、読むと絶妙な後味の悪さを味わえる。新たなイヤミスの逸材がでて来た予感がして楽しい。
0255文字
ナナ
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ドクターXや黒革の手帳を手掛けたプロデューサーが、自分の半生を振り返ったエッセイ兼自己啓発書。 入りたくて入ったわけではないテレビ局の中で奮闘する様子がたくましく、頼もしい。創作に関するアドバイスではなく、組織の中でどう働いていくかに重点が置かれた本。会社員は一読して損なし。
0255文字
ナナ
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作家、森博嗣氏の短編エッセイ集。読書や著作、最近のあれこれに相変わらずシニカルな切り口で持論が放たれている。流行語大賞に対する記載は適確で笑ってしまった。そんなエッセイの中で異彩を放つのが、奥様に対する記載。理不尽さや不思議さを感じつつも、頭の上がらない感じがよく出ている。
0255文字
ナナ
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人は何故罪を犯すのか。様々な事情から犯行に手を染めた人々を見守ってきた、弁護士の「私」が主人公の短編集。 時にはどうしようもない忍耐の末に、時には病の末に、時にはどうしようもなく悪賢く。「私」が淡々と描く、結末もバラバラの犯罪模様は、大げさな表現でないだけかえって胸を打つ。
0255文字

読んだ本
27

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/05(573日経過)
記録初日
2023/09/05(573日経過)
読んだ本
27冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
8638ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
27件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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