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2024年5月の読書メーターまとめ

meditation
読んだ本
8
読んだページ
2000ページ
感想・レビュー
8
ナイス
77ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

meditation
ネタバレ純文学風ホラー・ミステリーということでいいのかな。主人公の観念的なモノローグが途中から疑惑と恐怖の連続に変わります。結末の解釈は読者に委ねられているのだと思います。なんとなくE・A・ポーの「ウィリアム・ウィルソン」を連想させるような――。本のタイトルには二重の意味が持たせてあるようです。訳文が簡潔でこなれていました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

meditation
ネタバレ既刊のタゴール詩集『ギタンジャリ(歌のささげもの)』所収の4篇の訳詩に曲をつけた合唱組曲の楽譜。YouTubeで実演しているのを聴くことができました。ふむふむ、こういう感じなのか――。ピアノのパートを弾くには、かなり練習する必要がありそうです。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレへえ、こんな本が出版されていたとは知らなかった! 本格ミステリーの古典『僧正殺人事件』を浜野サトルが翻案した児童書バージョン。マザーグースに見立てた狂気の連続殺人事件。原作の高踏的な衒学趣味をばっさりと削除したので展開が速いです。それにしても、とんでもない話ですな――。品川るみの昭和の劇画を連想させるベタな挿絵も印象に残りました。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
H・P・ラヴクラフト・作、榎林哲・文、三五康司・絵。「海からきた魔物」「悪魔がぼくをよぶ」 「冷房室の怪」収録。クトゥルー神話の児童書版ですが、小学生のときに読んでいたら、かなり怖かっただろうと思います。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレかつてラヴクラフトの怪奇小説集の児童書版がポプラ社から出ていたとは知らなかった。なんと「海からきた魔物」は「インスマスの影」じゃないですか! 文章が簡潔で読みやすい翻案ですが、怖ろしさは相当なものです。予備知識を持たずにこれを手にした小学生は、かなりビビったのではないかな――。三五康司のイラストはいささか悪趣味というか気色悪いですが、妙な味わいがあります。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレ古典的な短編ミステリーの児童書版アンソロジーです。都筑道夫が全6話の本文と解説を担当しています。表題作「怪奇雨男」って何? と思ったら、ディクスン・カーの「銀色のカーテン」だったのか――。サスペンスやホラーやパズラーなど、いろいろ取り揃えていて大人の読者も楽しめる内容。挿絵も洒落ている。できれば復刊してほしい、と思いました。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレ本文は新潮文庫版とまったく同じです。伏字の個所はすべて「○○○○」などになっていました。解説の執筆者は異なります。山本周五郎の作品としては異色な題材ですが、強く興味を引かれました。《自分の意志で現実にぶっつかれ、自分の意志で傷つき、火傷をしてみろ、うちあげられたくらげのように、無抵抗のまま溶けて亡びるな》――敗戦直後の言葉が熱い。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレ戦後の財閥解体をめぐる謀略を素材にした通俗的な群像ドラマ。この異色作を松本清張ではなく山本周五郎が書いたことに驚かされました。地方紙「福島民友」連載というのも意外だった。思わず一気読みの面白さ! たぶん「マカロニとスパゲティ」はマクガフィンだろうなと予想がついたけど、筋運びの巧みさに最後まで手に汗握らされました――。とりわけ昭和史に関心をお持ちの向きには、時代背景の描写が興味深い作品だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
meditation
ネタバレ純文学風ホラー・ミステリーということでいいのかな。主人公の観念的なモノローグが途中から疑惑と恐怖の連続に変わります。結末の解釈は読者に委ねられているのだと思います。なんとなくE・A・ポーの「ウィリアム・ウィルソン」を連想させるような――。本のタイトルには二重の意味が持たせてあるようです。訳文が簡潔でこなれていました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/18(286日経過)
記録初日
2023/09/03(301日経過)
読んだ本
92冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
19308ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
92件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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