現在は多様性という理解が一定に進んだから、直治やかず子のような考え方も受け入れられる余地があるように思うが、終戦前後となると生きづらかったのだろうと思う。

双方が要努力、という内容だったので安心。カサンドラというと夫が悪者の印象があるが現代はそうでないような気がする。

現在は多様性という理解が一定に進んだから、直治やかず子のような考え方も受け入れられる余地があるように思うが、終戦前後となると生きづらかったのだろうと思う。

逃げるのって、悪い印象のことも多いけど、正義感や正当性の主張のためのものもあるし、エネルギーも要るし。途中で人物関係混乱したので、また読んでもいいかも。

昔、Key Westで行った海の展示コーナーを思い出した。鮫の展示が確かあったなと。動物を食するというのは大変なこと、ありがたく頂かないといけない。

一首一首の解説本は読んだことがあったが、こういう纏めを作った謎を解く話も面白い。

この著者の山・自然系の作品は面白いし、東日本の地震の原発事故への思いを、こんな形で表現できるのはすごい。

あとがき読んで分かったネタ元には少し驚いた。同じこと続けてるだけではやっぱり駄目だなと。リスク冒して新しいことしないと、好循環は生まれないなって。

この作者なりの哲学的な表現なのかなあ、と思った。科学と哲学を混ぜた感じというか。