小学生時代、オヨヨ大統領シリーズにはまったんだよな。久しぶりに再読。時代描写が古くなっちゃったのは仕方ないけど、単純にエンターテイメントとしてドタバタ展開を楽しめる一気読み小説。

そうだったのか、日本！というべき、池上彰も取り上げない利権のオンパレード。馬鹿馬鹿しくて税金なんか払ってられないわい。

古書店で見つけて再読。映画でいうと「小さな恋のメロディ」と「ある愛の詩」の間の世代というところ。若さゆえの純愛と苦悩と、羞恥。自分たちなりの愛の貫き方に感銘。この先の二人の先行きに思いを馳せる。

小学生時代、オヨヨ大統領シリーズにはまったんだよな。久しぶりに再読。時代描写が古くなっちゃったのは仕方ないけど、単純にエンターテイメントとしてドタバタ展開を楽しめる一気読み小説。

仕事に誇りを持って生き、愛する男性との結婚との暮らしもそれ以上に大事にしようとした、強い女性の自己語り。自分自身と、自分を取り巻く有象無象を客観的に見つめつつ、アイドル歌手という、ある意味特殊な仕事を選んだ女性の、普通の若者としての悩み、苦しみ、葛藤が率直に綴られる。強い人間でありつつ自分の強さに無自覚であるところが、かえって読む者の心を打つ。

昭和１３年、日本が暗い世相に向かっていく時期に、一度に一人で三十人を殺戮した事件があった。捜査機関や司法機関の資料を元ネタに、犯人の半生を時系列で綴ったノンフィクション。犯人の人物像のみならず、当時の山奥の村集落の風俗（特に夜這いの文化）、暮らし、価値観がわかる記録文学の名著。

首相になったので読んでみたが、安全保障を最重要視する姿勢は２０１１当時と変わらない。著作を読む限りはそれなりに筋の通った話をしていると思う。石破は理屈ばかりといって、批判する人も多いが、理屈さえこねられない政治家も多い中、今後の政策展開をウォッチしていきたいと思う。

倒叙８篇からなる短編集。悪いことはできませぬ。