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2024年11月の読書メーターまとめ

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読んだ本
16
読んだページ
5507ページ
感想・レビュー
15
ナイス
119ナイス

2024年11月に読んだ本
16

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ就活ドラマ。最終面接のグループディスカッションにおいて面接者の過去の悪行を暴露する告発文が用意されていた。これまで親交を温めてきたメンバーたちは疑心暗鬼に陥ることになる。その告発文を用意したのは誰なのか、という話。一見して怪しそうな人物に対して、実はこの全く怪しくないこの人が犯人なんでしょ、と読者に思わせておいてからもう一展開、というかここまででまだ半分。後半に真犯人探し編。普通に騙された。結構面白い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
15

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面白かった。速水の啖呵を堺雅人で再生、鳥肌。
が「ナイス!」と言っています。
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ちょっと受け付けない部分があった。いくらなんでも子供にそんなことさせるなよ、というのが正直なところ。
が「ナイス!」と言っています。
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連戦連勝のバチスタ心臓手術チームで立て続けに術死が発生。その原因の監査に任命された田口。不承不承にそれを進めていくと何とも言えぬ違和感が。厚労省の白鳥が調査チームに加わり、事件解決に向けて動き出す。面白い。
が「ナイス!」と言っています。
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カリフォルニアまで辛うじて辿り着いたジョード一家。そこは限られた季節労働に大量の労働者が群がり、賃金は極限まで下げられ仕事はすぐに無くなる悪循環。貧しい人々を迫害するために膨大な資金が使われ、季節労働者はさらに貧しく人間の尊厳すら奪われていく。一難去ってはまた一難で、転がり落ちるように貧困の渦に巻き込まれていく。ここ一年でベストに入る良書だった。
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各種情報ソースの怪しいトンデモ本の類。自慰行為の代替行為としてドラッグを挙げているあたり、およそまともな人の書いたものとは思えない。
が「ナイス!」と言っています。
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小池百合子の一代記。嘘と虚飾にまみれ、上昇志向の塊。権力者に媚び、下の者に厳しい、劇場型パフォーマンスでそうした陰部を巧みに隠すことにも長けている。この本に書かれている内容はもはやマンガのような常軌を逸した人物なのだが、一周回って嫌いじゃないと思ってしまう不思議。
が「ナイス!」と言っています。
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西洋におけるプロテスタンティズムが培ってきた統一的な価値観の喪失と、その一方で新自由主義が推し進めるグローバリゼーション=普遍化。道徳的な価値判断を喪失した中で、もはやその国の国力を図る上で意味のない指標となっているGDP増大化を推し進めた結果、西洋は自滅とも言える状態に陥っている。世界を普遍化できるという勘違いによって、ロシアの合理性を見誤る。世界は決して普遍化されず、伝統的家族形態によって裏付けられるそれぞれの国ごとの特性が今後さらに目立ってくる。
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旱魃による飢饉と資本主義社会の発展により土地を追われ追い詰められたアメリカ南部の農民たち数十万人が、新天地を求めて一路カリフォルニアに向かう。都市と農村の二重経済モデルが引き起こす過剰な人口移動。夢を求めて全てを投げ打って辛くも辿り着いたカリフォルニアで待っていたのは農村の牧歌的な社会とは違う新たな搾取構造だ。
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M1を取り巻く環境の変化と、その結果として現れる各年の決勝戦。ライトなファンからコアなファンへの観覧者の変化、メディアの変化がお笑いの質を変化させてきた。
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情報のインプットに対してどう反応を脳が示すか、この変数がバカの壁。
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ベネディクトアンダーソン「想像の共同体」。ナショナリズムは近代的な現象で、人類史的に極めてまれな共同体だ。国民とは客観的なものさしによって規定されるものではなくあくまで内発的で不可思議な現象、その意味で想像の共同体と考えられる。ナショナリズムは政治的に大きな影響力を持つが、それを支える強い理論的支柱を備えた思想は存在しない。結果声の大きさ、思想の極端さが物を言う部分がある。その矛盾に自覚的にならないといけない。
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最後の数ページは鮮烈、目がくらむ。一般的になじみのあるある種作為的な物語展開とは一線を画す。人が意識してこの展開を生み出せるものだろうかと思えるほどの斬新さ。なんだかすごいものを読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
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課長の役割は現在の業務の遂行ではなく、将来に向けた業務改善を探ること、部下のモチベーション維持と向上。
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人間の脳は自分という容れ物を知覚して内=自分と外部に分類する。自分から離れたもの、例えば吐き出した唾、切り落とされた指、思念に対して、それを外部と知覚して忌み嫌う働きを脳はしている。なるほど。確固とした自分などいない。案内板における現在地を示す矢印のようなもので、その位置はどんどん変わる。そして自分とは環境や社会の中で作られるし、自分の中には別の生物である細菌もいるし、別の遺伝子情報を持ったミトコンドリアもいる。自分を規定することはそもそも無理なのだ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ就活ドラマ。最終面接のグループディスカッションにおいて面接者の過去の悪行を暴露する告発文が用意されていた。これまで親交を温めてきたメンバーたちは疑心暗鬼に陥ることになる。その告発文を用意したのは誰なのか、という話。一見して怪しそうな人物に対して、実はこの全く怪しくないこの人が犯人なんでしょ、と読者に思わせておいてからもう一展開、というかここまででまだ半分。後半に真犯人探し編。普通に騙された。結構面白い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/06/24(180日経過)
記録初日
2021/11/30(1117日経過)
読んだ本
495冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
172521ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
448件(投稿率90.5%)
本棚
0棚
性別
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海外
自己紹介

Kindle Unlimitedヘビーユーザー

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