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知念実希人(3)三浦 綾子(3)宮島 未奈(2)ひの ひまり(2)宮部 みゆき(2)村上 春樹(2)Megan Lally(1)佐竹知慧(1)石渡次郎(1)こじ こうじ(1)16%知念実希人16%三浦 綾子11%宮島 未奈11%ひの ひまり11%宮部 みゆき11%村上 春樹5%Megan Lall…5%佐竹知慧5%石渡次郎5%こじ こうじ著者グラフ上位10名
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Lynne
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5★ 弁護士とは、誰の味方なのか。 ときに「悪人の肩を持つ存在」と誤解されがちだが、刑事裁判で最後まで被告のそばにいるのは、弁護士ただ一人。歪められた真実を見つめ、声なき声に耳を傾ける存在だ。 小説は、検察の強引な起訴、裁判官の先入観、不透明な捜査と不公平な証拠の取捨選択を描き出す。 読み進めるうち、絶対だと思っていた司法制度の綻びが、冤罪という形で浮かび上がってくる。 正義とは、誰のためにあるのか──。 この物語を読めば、あなたの中の「正義」もきっと少しやわらかくなる。
0255文字
Lynne
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5★ 邱永漢の『わが青春の台湾 わが青春の香港』を読んで、その先見の明に驚かされた。彼の思考は、時代の枠をはるかに超えていた。 「大陸で内戦が起これば、必ず香港にも影響が及ぶ。我々は、国民政府が共産軍に追い詰められた末路として、アメリカはアジアを守るために台湾への波及を防ごうとし、国府の台湾入りを拒むに違いないと考えた。」 彼の言葉は、歴史の狭間で翻弄された人々の姿を浮かび上がらせる。もし、当時の台湾人が自らの権利にもっと早く気づいていたなら、歴史はまったく違ったものになっていたかもしれない。
0255文字
Lynne
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4★ 本来ならば、子どもたちは階級や収入、学歴といった概念を意識せずに育つはずだ。しかし、家庭環境によっては、幼い頃から社会の厳しさに直面せざるを得ない。 「生活保護」という制度を通じて、貧困と富裕という対極の環境にいる子どもたちが出会い、共に学び、成長していく。作者はその姿を描きながら、格差のある社会における「つながり」の可能性を探っている。 ふと、学生時代を思い返す。低所得世帯の友人とも気兼ねなくふざけ合い、分け隔てなく付き合えたことは、当たり前のようでいて、実は幸運なことだったのかもしれない。
0255文字
Lynne
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3★ キリスト教の「十戒」を犯罪のトリックとして用いるという発想は、ミステリーとして新鮮で興味深い。宗教的なテーマと推理小説の融合は、一歩間違えれば重くなりすぎるが、本作はそのバランスを巧みに取っている。 登場人物は多いものの、それぞれの個性がやや平板で、物語全体の盛り上がりにも欠ける印象を受けた。犯人の正体も途中で見当がついてしまい、もう少し読者を引き込む仕掛けが欲しかったところだ。
0255文字
Lynne
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4★ Margo の人生は混沌としているかもしれない。でも、私の人生はそれよりもマシなのだろうか? 学生時代の自分を思い出さずにはいられなかった。あの頃の私は、未来に大きな期待を抱き、「きっと何者かになれる」と信じていた。でも、今の私はただの普通の人間にすぎない。 人生は決してまっすぐな道ではない。私たち一人ひとりが Margo のように、現実の中でつまずきながらも、自分なりの進むべき道を探しているのかもしれない。
0255文字
Lynne
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4★ 愛するがゆえに、支配されることを甘んじて受け入れる。 たとえ、その相手が極悪非道であろうと、単に自分を利用しているだけであろうと──。 物語ではあるが、現実にも同じような関係は数多く存在する。支配と服従、愛と依存。その境界線は、時に曖昧で、時に取り返しのつかないものへと変貌する。 この作品は、青春時代を背景に淡々と語られる。激情を煽るわけでもなく、悲劇を誇張するでもない。しかし、だからこそ、読後にじわじわと恐怖が迫ってくる。無自覚のうちに絡め取られる関係の怖さを、静かに突きつける一作だった。
0255文字
Lynne
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2★ 読者の評判は上々のようだ。しかし、個人的には、このような断片的な都市伝説をつなぎ合わせた物語には、どうにも馴染めなかった。 とはいえ、Audibleのナレーションは秀逸だった。少なくとも、物語の恐怖感を引き立てる効果は十分に発揮されていた。その演出がなければ、物語の印象はさらに薄れたかもしれない。 内容には入り込めなくとも、語り手の声が作品の魅力を補うこともある。音で聴く読書ならではの醍醐味を、改めて感じさせられた。
0255文字
Lynne
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また一つ読者の心を捉える物語だ。18歳の青春から成人時代にかけて描かれる男女の主人公たち。彼らの母親は大人でありながら、自らの人生に責任を持たず、家庭環境は厳しい。それでも彼らはその中で少しずつ成長していく。物語には、無力感が滲んでいる。 凪良ゆうの描く世界は、そんな孤独や葛藤を鋭く浮き彫りにしながらも、読む者に寄り添い、静かな希望を灯してくれる。
0255文字

読んだ本
323

読みたい本
1

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読書データ

プロフィール

登録日
2024/08/16(228日経過)
記録初日
2020/04/16(1811日経過)
読んだ本
323冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
81199ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
47件(投稿率14.6%)
本棚
6棚
自己紹介

台湾から来て、今、日本語の世界に足を踏み入れたところだ。本を読んだり、Audibleで物語を耳にしたり、カメラで瞬間を切り取ったり、鳥たちの姿を追ったり。それらはどれも、私の日常に欠かせない大切な時間だ。彼らが私の世界に色を添え、暮らしにさまざまなリズムを与えてくれている。静かな喜びに満ちた、この日々を愛している。

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