
現実でも、医療従事者への扱いはあまりに理不尽だった。命を懸けて現場に立ちながら、報われるどころかボーナスカットや冷たい視線を向けられる。戦場に立つ人間に対して向ける態度とは思えない。むしろ政策によって状況が悪化したとすら感じる場面もあった。
自分の職場でもクラスターが発生し、利用者や職員が次々と感染した。入院後に状態が悪化したまま戻れなかった人もいる。人手不足の中で職員が泊まり込みでなんとか凌いでいた時期もあり、あの頃は間違いなく戦争だった。この作品を読んで、そのときのつらさや無念さが鮮明に蘇った。そして、あの戦いはまだ完全には終わっていないのだと改めて思った。
早速映画も見てみた。ほぼそのままノベライズしたのが分かった。心情が表現されてる分、ノベライズの方がわかりやすくはあるかな。最後の「死合」のシーンだけ刀を打ち合わせる音が入ってた。「殺陣」のときは無音だったのに。これは映画ならではだね。映画も良かった。
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