あるとき、ある瞬間だけ、最後のページの文面が緑に煌めいて見えました。途中まで読んでたとき。内容は見ないけどけれどちょっと最後の雰囲気を感じてみようとして。いざ読み終わるとき、そのページは初めて見たときと違って煌めいてはいませんでした。それは内容にがっかりしたとかじゃなく、煌めいていたのは比喩ではなくて、本当にそう見えたのです。しかし時間を置いて見てみたら煌めいてはいなかった、そのままのことです。不思議です。
高校2年 小説 短歌
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
あるとき、ある瞬間だけ、最後のページの文面が緑に煌めいて見えました。途中まで読んでたとき。内容は見ないけどけれどちょっと最後の雰囲気を感じてみようとして。いざ読み終わるとき、そのページは初めて見たときと違って煌めいてはいませんでした。それは内容にがっかりしたとかじゃなく、煌めいていたのは比喩ではなくて、本当にそう見えたのです。しかし時間を置いて見てみたら煌めいてはいなかった、そのままのことです。不思議です。