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2025年11月の読書メーターまとめ

読書ボノボ
読んだ本
4
読んだページ
1248ページ
感想・レビュー
4
ナイス
72ナイス
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2025年11月に読んだ本
4

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

読書ボノボ
ネタバレSFジャンルで「先が気になってページを繰る手が止められない」という体験したのは「三体」シリーズ以来のこと、それほどすごい一冊だった。前編を読み終えた段階で賢明な諸兄ならば、後半の内容が「サイエンスで窮地に立ち向かうバディもの編」と「主人公がタウ・セチくんだりまでやってくることになった経緯の種明かし編」が交互に語られる展開だと想像するのは容易だろう。だが、襲い来るピンチの連続と「地球のために命捨てます」と言えなかったグレースの忸怩たる想いが、あのラストに繋がることまで予見できた人は少ないのではないだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
4

読書ボノボ
ネタバレ一目で「仮面ライダーアギト」だなと。アギトには「仮面ライダーだった(完了形)男」「仮面ライダーになりたがった男」「仮面ライダーになってしまった男」の3人が登場する。彼らがその変身能力と自身の境遇を、怪人に対してどのようなスタンスでとらえて生きていくのか。これがこのお話における小林/池田/宝条と幽霊との関係性と似ていて、この背景を異にした三者三様の幽霊に対するスタンスが、似通った過去を持つ彼らへ異なった印象を読者に与えていて面白い。ただ「三銃士」も驚愕の台詞の羅列には閉口。恐怖も「近畿地方の~」と比べ激減。
が「ナイス!」と言っています。
読書ボノボ
表題作を含む短編が全部で10編、総ページ数330強で一つの話が30~40ページ程度で読み終わるという、読書初心者にうってつけの「読書入門書」として知られる、物語読書界隈のマスターピース。乙一氏の癖の無い文体、ソフトミステリーとでも呼ぶべき「予想できそうでできない斜め上のオチ」は、星新一氏の開拓したショート・ショートを思わせる確かな読後感を与える。収録作品の面白さには出来不出来が多少あるものの、そのムラこそが通読を諦めさせない一種の仕掛けとして働いている。そんな気がした。個人的には陽だまりの詩(シ)が白眉。
が「ナイス!」と言っています。
読書ボノボ
犬のイラストに惹かれて読破。誌面が謎の図形などのイラストに圧迫されているせいで本文は少なく、一時間半程度で40個弱ある相談の全てを掌握できるはず。掲載誌(?)やその講読者の関係上、ひいては編集等の相談の選者のセンスも手伝って、相談のうち8割以上が女性によるものであり、その陳述および鴻上氏の相談内容さえもが「甘えた相談者(女)の肩を持ち、相手となる男性に原因の全てがあると決めつけるようなもの」もしばしば見受けられるのが玉に瑕か。「相談にのる」という行為が、あくまでも一個人の意見という限界を見た気がして残念。
が「ナイス!」と言っています。
読書ボノボ
ネタバレSFジャンルで「先が気になってページを繰る手が止められない」という体験したのは「三体」シリーズ以来のこと、それほどすごい一冊だった。前編を読み終えた段階で賢明な諸兄ならば、後半の内容が「サイエンスで窮地に立ち向かうバディもの編」と「主人公がタウ・セチくんだりまでやってくることになった経緯の種明かし編」が交互に語られる展開だと想像するのは容易だろう。だが、襲い来るピンチの連続と「地球のために命捨てます」と言えなかったグレースの忸怩たる想いが、あのラストに繋がることまで予見できた人は少ないのではないだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/03/04(286日経過)
記録初日
2025/03/05(285日経過)
読んだ本
32冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
8176ページ(1日平均28ページ)
感想・レビュー
32件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
現住所
東京都
自己紹介

東京生まれ東京育ち、悪そうな本はだいたい友達。あるときはイベント設営、あるときはドライバー、そんな元塾講師。読んだ本の感想を記録します。ここを備忘録としたい。小説、新書、ビジネス、哲学、教育、数学、宇宙、量子力学、コンピュータ、っていうか自然科学的なトピック全般(急にザックリ)、英語学習、麻雀、将棋、マンガ、ゲーム、創作術、学習法、スポーツだとサッカー、ボクシング、MMA、時々洋書...etc。以上を中心に、本人の感覚としてはジャンル問わず何でも読むはず……。っていうか何でも読みたいと思っています(努力目標)。趣味は英語参考書集めと料理。お手柔らかに~⚽

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