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2025年6月の読書メーターまとめ

社愁
読んだ本
9
読んだページ
1872ページ
感想・レビュー
9
ナイス
11ナイス
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2025年6月に読んだ本
9

2025年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

社愁
肉体的・観念的・社会的、様々な「死」の在り方について解説した一冊。医師としてのドライな観点で、死体は物であると言う事もあれば、人情的な観点で解剖や安楽死を躊躇う気持ちもあり、決して単純ではない情緒も感じる。いろいろと遠回りしながら「死」を考察していくが、最終的には著者自身の父との死別に帰結していくところが、ある種のストーリーのようで読後が良い本であった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年6月の感想・レビュー一覧
9

社愁
江原啓之さんが、世間からのバッシングに対して胸中を明かすというコンセプトの一冊。四十代後半の男性記者との対談形式で進行していくが、演出なのか盛っているのかはともかく、男性記者の発言が妙に煽り気味で、もう少し言葉を選べないのかと心配になってくる。江原さんの本の傾向が、この本にも顕著に現れており、大体書いてある事は他の本と同じ。対談形式になっている分、普段とは異なるアプローチになっているような気がするものの、意外性はあまり無く、いつもの感じに落ち着いている。
社愁
肉体的・観念的・社会的、様々な「死」の在り方について解説した一冊。医師としてのドライな観点で、死体は物であると言う事もあれば、人情的な観点で解剖や安楽死を躊躇う気持ちもあり、決して単純ではない情緒も感じる。いろいろと遠回りしながら「死」を考察していくが、最終的には著者自身の父との死別に帰結していくところが、ある種のストーリーのようで読後が良い本であった。
が「ナイス!」と言っています。
社愁
メキシコに移住した日本人の自伝。メキシコ人の人間性や文化について、日本人のナチュラルな目線で解説されているので、とてもわかりやすい。刹那的で今を生きているメキシコ人特有の考え方を知ると、日本人の基準で考えると許せない人でも許せてくるような不思議な気持ちになる。怖いもの知らずでどんなところにも遊びに行き、行った後で「怖いところだった」と感想を述べる著者の人間性も面白く新鮮。情報量の割にボリュームは少なく、1日でサクッと読めるところも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
社愁
亡くなった人や、これから亡くなっていく人との接し方、死後の世界についてまとめた本。江原さんの本なので、小我と大我を前提とした内容で、大体書いてある事は他の著書と同じ。しかし、この本を読んで救われたという評価もあり、確かに気持ちの整理や身の振り方を改める指標にはなると思う。巻末にはエンディングノートもあり、終活にも役立ちそう。
社愁
いつもの江原さんの本らしく、小我と大我を踏まえての説明だが、今回は人間関係に特化した内容。基本的に書いてある事は、微妙なニュアンスが違うだけで他の著書とほとんど同じ。世の中を生きていくなら人としてこうあるべきとでも言う普遍的・道徳的な内容であり目新しさや革新的な事は書かれていない。世の中のあらゆる事を運命や宿命で片付けてしまっている感もある。どちらかと言えば、普段あまり本を読まない人向けに書かれた本なのではないかと思う。言い換えれば、どの本を読んでも江原入門として成立すると言った方が適切だろうか。
社愁
ネタバレ映画を1本観終わったような満足感があった。下巻は、消息を絶った衛士隊や他ギルドを救出するために第三階層へ向かうというあらすじで、ゲーム内でもイベントとして発生するような展開だったが、複数のギルドが入り乱れて協力するくだりはシステム上、ゲームでは再現できないので面白かった(ゲームではサポートキャラが1人追加されるくらい)。綺麗にまとまっているので蛇足になるかもしれないが、第四階層以降でどんな冒険が繰り広げられたのかも気になるラストだった。
社愁
冒頭からホリエモンの批判や、発行当時の政治家のオーラ解説などがあり、特定の人物や事件の名前が出ている都合、かなり具体的な話に踏み込んでいる感が出ており、これまでの江原さんの本のような観念的なものとは一線を画している。そのせいだろうか、言わんとしている事自体はこれまでの書籍と変わらないはずなのに、文体にトゲがあるような印象。そこまで言わなくても・・・、とちょっと心配になる本だった。ボリュームはそこまで無いので、半日程で読み終わった。
社愁
パチンコ業界とアニメ業界の関係や、アニメパチンコが今のように盛り上がってきた仕組みが簡潔に描かれており、大変参考になった。雰囲気的に嫌厭していたパチンコだったが、ユーザーを楽しませるためのギミックを考えたり、どのアニメを題材にするかの選定など、メーカーが趣向を凝らしてきた事がよくわかる。パチンコ店に行こうとは思わないものの、銭湯や旅館に台が置いてあったら、ちょっと触ってみようかとは思うくらいには興味が沸いた。表紙から漂う黒さの割にかなり面白い内容だった。
社愁
岡田斗司夫の独特なしゃべり方が脳内再生される本。当初の題名が「オタクの成り方教えます」だったこともあり、オタク体験と称してSF映画「ブレードランナー」を例に上げながらオタクが映画のどこを見ているかを丁寧に解説するくだりは非常に参考になる。それ以外にも、マンガ・アニメ・実写映画問わず、サブカルの成り立ちを年表とあわせて簡単にまとめているところはわかりやすくてよかった。他の著書も気になる。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/03/10(276日経過)
記録初日
2025/03/16(270日経過)
読んだ本
331冊(1日平均1.23冊)
読んだページ
66515ページ(1日平均246ページ)
感想・レビュー
79件(投稿率23.9%)
本棚
11棚
自己紹介

5000超冊読みたいです!!

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