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2025年の読書メーターまとめ

魔女の弟子きっど
読んだ本
20
読んだページ
6635ページ
感想・レビュー
18
ナイス
140ナイス
月間平均冊数
1.7
月間平均ページ数
553ページ
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年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

魔女の弟子きっど
1956年。大英帝国の古き良き時代の終焉。天頂に輝いていた太陽が沈む刹那、夕日となってまばゆく大地を照らし、地平の彼方に姿を消した後も、完全に消え去ることなく、うっすらと光を残す。その日の名残りを、老境に差し掛かった執事のスティーブンスの回想を通して描く。古い時代は消え去る。しかし、その時代に生きた人は確かにいた。そして未だ消え去ってはいない。スティーブンスもまた、時代が変わったことを認めつつも、最後まで執事として生きようとする。その決心は無自覚で卑近だ。それこそが日の名残そのものと思えてならない。
魔女の弟子きっど
2025/09/05 11:24

「わたしはこうして執事になった」(白水社:新書版もあり)で、日の名残りの主人公、スティーブンスのモデルになったとされる5人の執事の、自身による回想が読めます。併せて読むと「日の名残り」の背景が判りやすくなると思います。

が「ナイス!」と言っています。
魔女の弟子きっど
ひとつの職場で長続きする人は、決して不真面目ではないけど、仕事に対して「ほどほど」な人だと、何回か職場を変わった経験から感じる。つい一生懸命になりすぎて、燃え尽きてしまう人を多く見て来た。主人公の私も一生懸命な人だ、燃え尽きて退職。でも、仕事に対する熱意は燃え尽きていなくて、埋火のように残っていたのではないかな。埋火を掻き立てて再び燃やすまでの、変でおかしくて面白くて笑えるお仕事体験記。どの職場にも自分の仕事を大事にする人たちがいる。仕事って辛いばかりじゃないんだなと。
が「ナイス!」と言っています。
魔女の弟子きっど
予言の作家と呼ばれるアトウッドは、すでに社会に存在する事柄を書いているだけと言ったそうだ。小さすぎて見逃されている予兆が育ち、社会問題になって初めて人々が気づく、ということだろう。テッド・チャンも同じだ。1990年~2002年に発表された作品群にもかかわらず、現在の社会問題を既に取り上げている。AIという言葉こそないが、知識を得る際に、玉石混合手当たり次第に飲み込むか、都合の良い部分だけ切り取るか、それとも、じっくりと咀嚼して受容し我が身の血肉とするか。表題作と『理解』は対極。かなり難解。
魔女の弟子きっど
2025/12/12 15:25

読みごたえがありすぎて、久しぶりに辞書を引きながら読みました。

が「ナイス!」と言っています。
魔女の弟子きっど
なぜに皿? 似ているような似ていないような、間違えるには非常に微妙。しかもなんとかごまかそうと頭をひねるのだけど。うっかり声を出して笑ってしまった。読みやすく端正な文章の端々から、生真面目で一徹でユーモアのあるお人柄が拝察される。1編ずつ大切に読んだ。それにしても皿? あんまり考えていると、私も間違えそうだ。 ほしよりこさんのイラストも、とてもステキ。山陰柴犬は必見
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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