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2026年9月の読書メーターまとめ

小又夢咲
読んだ本
8冊
読んだページ
2168ページ
感想・レビュー
8件
ナイス
172ナイス
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2026年9月に読んだ本
8

2026年9月のお気に入られ登録
1

  • Macallan

2026年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小又夢咲
生真面目な公務員の薫子と一見無愛想で非常識に見えるプロの料理人の小野寺せつな。最愛の弟の死という共通の痛みを抱えた二人が、「カフネ」の活動と食を通じて少しずつ心の距離を縮めていく過程が本当に愛おしい。作中に登場する家庭が抱える悩みは私たちの日常と地続きで、せつなの手料理が彼らの荒んだ暮らしと心を整えていく描写はとても心に響いた。ポルトガル語で「髪を優しく触る」という意味を持つタイトルの通り、傷ついた心にそっと寄り添ってくれる優しい名作。作中に何度も出てくる卵味噌を私も検索し初めて作ってみた。美味しかった。
が「ナイス!」と言っています。

2026年9月の感想・レビュー一覧
8

小又夢咲
ネタバレ主人公の早野はどこか他者の人生に感情移入しやすく他人の重みを背負い込んでしまうような危うさがある。そんな彼が銅鐸や阿片製造といった土地の過去に囚われ、狂気と混沌に呑まれていく姿がリアルで生々しい。時空が複雑に絡み合い何故このタイミングで川又青年が現れて会話したりしているのか意味不明になる。最後のリュックに入れていた短刀も川又青年が幻覚でくれたもので、実在していたのが理解に苦しむ。結局先生は何者だったのか?終盤の過去だか現在だか分からない展開とバッドエンド気味の結末に、あまりにも意味不明で「叫び」たくなる!
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
すれ違いメロンパン、祝福のデニッシュ、燃えろカツサンド、聖夜のフレンチトーストが紡ぐ絆、そして涙する塩パンがもたらす感動の結末。全5話を通して、美味しいパンの特性や歴史が、登場人物たちの悩みや優しい人間模様と見事に重なり合う極上の連作短編集でした!前作より成長した小春や「ノスティモ」の仲間たちの温かい繋がりに胸がジーンとします。ただ美味しいだけでなく、日常の謎の中に他者への思いやりが溢れる素敵な続編。読後は無性にパンが食べたくなります!私は特に、ノスティモの塩パンが食べてみたいなぁ。いや、メロンパンも。
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。漫画家志望の大学生・小春が、バイト先のパン屋周辺で起きる日常の些細な謎を解き明かしていく連作短編集。ガチガチの完全犯罪を目論む殺人事件などの本格ミステリーを期待すると物足りないかもしれませんが、文章が軽快でとても読みやすい!クロワッサンやフランスパンなど、タイトル通り美味しそうなパンの香りが漂ってきそうな物語です。些細な謎の裏にある人間の内面や背景を丁寧に描いていて、ほのぼのしつつもじんわり心に響く読後感。気楽に読める爽快な日常ミステリーでした。続いて2も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
あまりにも有名なタロとジロの奇跡。だがその裏には映画や小説にはない、幼い兄弟を導いた「第三の犬」の存在があったかもしれないという真実に胸が震えた。第一次越冬隊の犬係だった北村氏の回想を通して、過酷な南極を共に生き抜いた犬たち一頭一頭の性格や誇りが鮮明に描かれていく。カラフト犬達を置き去りにし帰国せざるを得なかった人間の葛藤と、それでも途切れなかった犬たちとの強い絆に胸が詰まる。ただの美談では終わらない、犬への深い愛と敬意が詰まった傑作ノンフィクション。事実は小説よりもドラマチックだと思い知らされる一冊。
カツ
2026/09/21 09:14

突然お邪魔します。これいいですよね。置き去りにされた犬達の死に様を想うとたまらんです。

小又夢咲
2026/09/21 15:53

映画や小説でなく北村氏本人の言葉で置き去りの真相を聞けて良かったです。それを遡ること50年近く前の明治にも白瀬中尉の南極探検隊ではやむなく20~21頭を置き去りにしているという事実にも驚愕しました。知れば知るほど心が痛みます。

が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
最近、大切な愛犬を見送りました。深い喪失感の中でページをめくりましたが後半の「愛犬から飼い主へ」の視点で描かれた物語に激しく涙があふれました。あの子もこんな風に思ってくれていたのかな、不器用な私のそばで幸せだと思ってくれていたのかなと、あたたかい光をもらった気がします。姿は見えなくなっても、絆は消えないと信じたい。「うちに来てくれてありがとう」という感謝の涙が止まりません。同じようにペットロスで苦しむ心に、そっと寄り添ってくれる優しい名作です。今もどこかで笑顔でいてくれることを願いながら前を向きたいです。
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
生真面目な公務員の薫子と一見無愛想で非常識に見えるプロの料理人の小野寺せつな。最愛の弟の死という共通の痛みを抱えた二人が、「カフネ」の活動と食を通じて少しずつ心の距離を縮めていく過程が本当に愛おしい。作中に登場する家庭が抱える悩みは私たちの日常と地続きで、せつなの手料理が彼らの荒んだ暮らしと心を整えていく描写はとても心に響いた。ポルトガル語で「髪を優しく触る」という意味を持つタイトルの通り、傷ついた心にそっと寄り添ってくれる優しい名作。作中に何度も出てくる卵味噌を私も検索し初めて作ってみた。美味しかった。
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
最愛の妻を亡くし、深い孤独を抱える老人の前に現れた不思議な白い犬。淡々と流れる時間の中で、つかず離れず静かに寄り添う犬の存在が、頑固で哀しみに暮れる彼の心を少しずつ溶かしていく過程に胸が熱くなる。失ったものの大きさに向き合いながらも、そっと心に寄り添ってくれる温かさに満ちた物語。言葉にならないひたひたとした感動と、人生の終盤に見つめる生と死、そして深い愛がストレートに響きます。私にもこの白い犬が見えるのだろうか…見えるような人生を送ってきただろうか…その問いには答えられそうにないが、素晴らしい名作でした。
が「ナイス!」と言っています。
小又夢咲
犬は言葉は通じなくても、人間以上に深く心を交わし合うことが出来る。様々な孤独や葛藤を抱えた7組の家族と、その傍らで無償の愛を注ぎ続ける犬たちの物語。綺麗事だけではない生々しい現実が描かれているからこそ、不器用な魂同士が響き合う瞬間の温かさが一層引き立つ。最後の章のカータとの別れのシーンは涙なしには読めない。どんなに短い時間であっても、全力で飼い主を愛してくれる彼らはまさに「魂の伴侶」。私事ですが、我が家も愛犬を看取ったばかりなのでとても共感し涙した。この本は、切なくも救いに満ちた、胸が震える一冊となった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/11/25(319日経過)
記録初日
2016/04/01(3844日経過)
読んだ本
56冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
17681ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
39件(投稿率69.6%)
本棚
0棚
性別
男
現住所
鳥取県
自己紹介

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